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【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
![リバティアイランド 撮影:Ruriko.I](/wp-content/uploads/2030/10/Ruriko.I_20231015_ribateiairando_141.jpeg)
3月24日の高松宮記念(G1)を皮切りにスタートした春のG1も、先週の天皇賞・春(G1)を含めて5レースが終了。今週末のNHKマイルC(G1)から東京競馬場を舞台に5週連続で行われた後、安田記念(G1)から3週後に宝塚記念(G1)の開催が控えている。
上半期の総決算ともいえるレースだが、同じグランプリでも暮れの有馬記念(G1)に比べると、梅雨の時期と重なることや秋を見据えたトップクラスの馬が一足早く休養に入ることもあり、出走メンバーの層が手薄になりやすいのだろう。そういった状況も影響してか、初G1制覇や生涯唯一のG1タイトルが宝塚記念のみという馬も珍しくはない。
今年の宝塚記念は例年と大きく異なりそうな雰囲気
ただ、今年に関しては例年と異なる可能性が高そうだ。というのも最終的な顔触れは定かではないものの、近年稀に見る超豪華なメンバーで争われる可能性が高いからだ。ここからは出走する可能性のある馬の名前を挙げていきたい。
まずは、ドバイワールドカップデーに遠征していた組から出走する見込みのありそうな馬をピックアップしたい。
![シャフリヤール 撮影:Ruriko.I](/wp-content/uploads/2023/10/Ruriko.I_20221127_shafuriyaaru_116.jpeg)
ドバイシーマクラシック(G1)で2着のシャフリヤール、同3着リバティアイランド、同4着ジャスティンパレス、同8着スターズオンアースらは、今年まだ1戦しかしておらず、ローテーション的に余裕もあるため、十分に可能性がありそうだ。ちなみにドバイターフ(G1)で不完全燃焼の5着に敗れたドウデュースについても宝塚記念を視野に調整を進めている。
![ベラジオオペラ 撮影:Ruriko.I](/wp-content/uploads/2030/10/Ruriko.I_20240331_berajioopera_yokoyamakazuo_206.jpeg)
また、大阪杯(G1)で初G1制覇を遂げたベラジオオペラは参戦を表明済み。同2着ローシャムパークの宝塚記念を目標に入れており、同3着ルージュエヴァイユについては未定だが、出てくればチャンスのある馬たちだ。
![テーオーロイヤル 撮影:Ruriko.I](/wp-content/uploads/2022/05/Ruriko.I_20220501_teeooroiyaru_98.jpeg)
これだけでも十分に楽しみなメンバーといえそうだが、先日の天皇賞・春を快勝したテーオーロイヤルも宝塚記念の出走が有力視されている。同2着ブローザホーンは参戦を表明済み。同15着に大敗したドゥレッツァも軽度の熱中症の疑いがあったことを考えれば、リベンジをかけて出走してくる可能性もありそうだ。
![タスティエーラ 撮影:Ruriko.I](/wp-content/uploads/2030/10/Ruriko.I_20231022_tasuteieera_249.jpeg)
この他にもタスティエーラやソールオリエンスがもし出走してくるようなら、昨年のクラシックを分け合った3頭が、菊花賞(G1)以来の直接対決となる。
「この馬も出そうあの馬も出そうと考えていると、当初の予想以上に好メンバーが揃いそうな予感がしました。やっぱりファンが見たいレースが実現すると馬券の売り上げもアップしますからね。今週のNHKマイルCも例年以上のハイレベルといわれているように、トップクラスの馬が複数参戦すると当然ながら見応えあるレースになりやすいです。
香港のロマンチックウォリアーも安田記念と宝塚記念に予備登録をしたようですし、クイーンエリザベス2世C(G1)で同馬の2着に敗れたプログノーシスや3着のノースブリッジなんかも出て来たら面白そうな馬ですね。いずれにしても最強クラスのメンバーが集まりそうな雰囲気です」(競馬記者)
もちろん、現時点で出走の可能性がありそうな馬を列挙しているだけのため、名前の出たすべての馬が出走するかどうかは分からないものの、その可能性がゼロではないことも確かだ。
例年以上にハイレベルの戦いが実現しそうな上半期のグランプリ。閑古鳥が鳴く消化試合のような扱いを受けたのは、もはや過去の話となるだろうか。
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