
藤田菜七子ノーバン失敗から3ヶ月…横山武史の実力やいかに

来月6日、プロ野球のロッテ-楽天戦が行われるZOZOマリンスタジアムで始球式が決まった横山武史騎手。本番に向けて今頃は投球練習をしているところかもしれない。
弱冠25歳にして関東リーディングも獲得しているトップジョッキーの1人だが、同イベントに登場するのは今回が初。SNSやネット掲示板には「果たしてどんな球を投げるか」「背番号は何になるだろう」「キャロットの勝負服で登場したりして」など、楽しみにする声が多く寄せられている。
なお、この日の一戦はJRAが冠協賛し「JRA中山競馬場ナイター」として開催される。横山武騎手の始球式以外にも、先着でオリジナルグッズのプレゼントや、千葉ロッテマリーンズ選手のサイン入りグッズなどが当たる抽選会が行われる予定だ。
わりとよく見られるジョッキーの始球式
ちなみに、ジョッキーの始球式といえばわりとよく見られる光景だ。昨年9月には武豊騎手が甲子園で行われた阪神-巨人戦の始球式に登場。大のタイガースファンとしても知られるレジェンドが投じた一球は見事にノーバウンドでキャッチャーミットに収まった。また、C.ルメール騎手も昨年7月にエスコンフィールドで始球式を務めたが、こちらは惜しくもワンバウンド投球となっている。
プロのピッチャーは当然のように投げているが、マウンドからホームベースまでの距離は実に18.44mもある。普段は野球をしない人間がこの距離をノーバウンドで投球することは容易ではない。

そんな始球式を直近で行っているジョッキーが藤田菜七子騎手だ。藤田騎手は今年6月「JRA福島競馬場&VIESTA仙台ナイター」と銘打って開催された楽天モバイルパークの楽天-巨人戦に登板した。
藤田騎手はファンファーレが鳴り響く中、楽天のユニフォームとハーフパンツ、赤のハイソックスで登場。背番号はJRA70周年にちなんだ70番だ。マウンドに立つと緊張した面持ちの後、振りかぶって一球を投じる。ボールは大きな弧を描いたが、キャッチャーに届く寸前のところで惜しくもワンバウンドとなった。
一応、バッターボックスに立っていた巨人の丸佳浩選手から空振りは取ったものの、藤田騎手は「ぎりぎり届かなかったので悔しいです」と、自身の投球を振り返っていた。
「仙台では惜しくもワンバンとなってしまった藤田騎手ですが、今年は4月にもZOZOマリンスタジアムで始球式をしており、このときは見事にノーバンを成功させています。ちなみに藤田騎手は過去に5回も始球式を務めた経験があります」(競馬記者)
これからの競馬界を間違いなく引っ張っていくだろう横山武騎手も、これから始球式で見かける機会が増えるかもしれない。まずは来月6日のZOZOマリンスタジアムでお手並み拝見といきたい。
PICK UP
Ranking
11:30更新横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- アイドル女性騎手の電撃移籍にファンは「セクハラ、パワハラ」疑惑を心配? 主催者は否定も……体調不良から復帰したスーパールーキーに待ち受ける厳しい現実
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- お宝馬券がザクザク…2024年の荒れたレース、3連単とWIN5には夢がいっぱい
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!