有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
28日のホープフルS(G1)を的中できなかったファンに救いの手を差し伸べてくれるのが29日に大井競馬場で行われる東京大賞典(G1)である。ギャンブルに脳を焼かれた人間に安息の時間はない。なぜ馬券を買うのか?売っているから買うのだ。
ただ、交流重賞の場合はJRA勢が圧倒的に優勢。それこそ事実上の○頭立てといわれるようなレースも少なくない。近年も2021年から3年連続でJRA勢が1~3着を独占中。今年出走を予定しているメンバーもやはりJRA勢が主力を形成する。
有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手
そこで思い出したいのは、先日の有馬記念(G1)で昨年に続いて不利とされる8枠16番に入った馬が穴を開けたことだ。昨年は7番人気スターズオンアースが2着に入り、今年も10番人気シャフリヤールが2着に食い込んだ。
いずれも「大外枠の馬は買いたくない」という先入観が人気を必要以上に下げ、馬の実力以上に過小評価へと繋がった。レースが終わってから、また同じミスを繰り返してしまったと悔やんだファンは少なくないだろう。
話を東京大賞典に戻すと、昨年の同レースでチャンピオンズC(G1)の2着3着馬が、そのままスライドしたかのような結果となったことを覚えているだろうか。出走のなかったレモンポップの替わりにウシュバテソーロが1着となり、2着ウィルソンテソーロ、3着ドゥラエレーデが再び同じ着順に入った。
ということは、有馬記念同様に今年の東京大賞典でも警戒するのがベターだ。ちなみに今年のチャンピオンズCも2年連続同一馬たちのワンツースリー。優勝馬レモンポップが出走してこないことも同じである。
狙いたいのは当然ながら2着のウィルソンテソーロ。それに3連覇を狙うウシュバテソーロを加え、今年の最強馬候補フォーエバーヤングでどうか。実績的にウシュバテソーロが有力なことは確かだが、今回はなぜか菅原明良騎手へ乗り替わり、川田騎手はウィルソンテソーロの手綱を取る。こういった背景から察すると、勝負度合いはウィルソンテソーロの方が強そうだ。
点数的に絞らないと儲からないため、フォーエバーヤングを1着固定にしてウィルソンテソーロとウシュバテソーロに流した3連単2点で勝負したい。
穴人気しそうなラムジェットだが、ジャパンダートクラシック(G1)でフォーエバーヤングに力の差を見せつけられる完敗。有馬記念のプログノーシスで初G1勝利を期待された三浦皇成騎手だが、どこまで意地を見せることができるか……。
PICK UP
Ranking
5:30更新- JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
関連記事
【東京大賞典(G1)展望】国内制圧へ、世界のフォーエバーヤング登場! 昨年1、2着ウシュバテソーロ&ウィルソンテソーロなど豪華メンバー集結
フォーエバーヤング、ヤマニンウルスに強敵登場か?ダートの新星に団野大成も「元々ポテンシャルを感じていた」「いい内容だった」と太鼓判
【東京大賞典(G1)】フォーエバーヤングVSウシュバテソーロ! ラムジェット、ウィルソンテソーロなど豪華メンバーが集結
武豊「来年が楽しみ」ヤマニンウルス不在でも大健闘…フォーエバーヤング擁する世代レベルの高さも証明
「G1中休み」とは言っていられないブリーダーズCの開催!フォーエバーヤング、ウシュバテソーロも登場…武豊オーサムリザルトの快進撃はまだ続くか?