パチンコ「珍コンテンツ」とコラボした機種の数々…… 「世界的画家」「高級車」意外と知られていない”タイアップ”パチンコをご紹介!!

 アニメコンテンツや芸能人とのタイアップが当たり前となったパチンコ・パチスロ

 今年には、元SMAPで現在はオートレーサーである森且行とのタイアップ機『CRオートレース~スピードスター森且行~』(高尾)が導入されるなど、予想外なコンテンツに毎回驚かされるばかりだ。

 ただ過去を遡ると、想像の遥か上を行く「意外なコンテンツ」とコラボしたパチンコが数多く登場している。

 そこで今回は、意外と知られていない”珍タイアップ“パチンコを取り上げたい。

“国民的”娯楽番組のパチンコ

 毎週日曜日、休日の最後を盛り上げるバラエティといえば、国民的番組『笑点』(日本テレビ系)である。2015年に番組放送50年周年を迎え、日本が誇る長者番組の1つだ。

 そんな歴史ある人気番組とタイアップしたパチンコ『CR笑点』が2003年、平和から登場している。

 可動式の役物には当時司会を務めていた故・4代目三遊亭圓楽が描かれており、リーチ中には笑点メンバーはもちろん、座布団係でお馴染みの「山田くん」も登場。笑点ファンにとっては堪らない仕上がりとなっている。

 また、当時斬新であった「スキップ機能」も搭載。不要な演出は自らカットすることができ、時間効率を高められる仕様だ。

 お年寄り、そして勝ちに徹するユーザーにも愛される”国民的”番組に相応しいデキといえるだろう。

あの”大物政治家”がパチンコでも大暴れ?

“国会の暴れん坊”の異名を持つ元衆議院議員・浜田幸一もパチンコ化となった人物の1人。

 高尾から2003年に導入された本機は、「パチンコ業界に喝を入れる」をテーマに、演出上でも暴れまわる”ハマコー”らしさ全開のパチンコだ。

 ハマコーといえば、大のギャンブル好きとして有名だろう。ラスベガスで当時の為替レートに換算して約「4億6000万円」を一晩で使い切ったエピソードは、一度は聞いたことがあるはずだ。しかも、失ったお金は実際に持っていた訳ではなく、負債が重なった合計の金額だった模様。まさに”暴れん坊”である。

 パチンコにふさわしいコンテンツではあるが……とてもパチンコに収まる人物ではないことは確かだ。

世界を股に掛けるあの画家

「イルカの絵」でお馴染みの世界的画家クリスチャン・ラッセン。画家だけではなく、サーファー・ミュージシャンとしても活躍するラッセンだが、パチンコでもそのセンスを発揮している。

 それが、2006年に平和から登場した『CRラッセンワールド』だ。繊細なタッチで描かれたラッセン独特のクジラ・イルカなどの動物が各種演出に搭載。ラッセンの世界観が余すところなく表現された1台となっている。

 実際に大当たり中のラウンド演出を見ると、これまでラッセンが描かえてきた有名作品が随所に登場。あまりにも幻想的で「パチンコを打っている」という感覚がなくなってしまうほどだ。

 パチンコとの相性はあまり良いとは言えないが……新感覚なパチンコであることには間違いないだろう。

まさかの「車」をパチンコ化

 これまで挙げてきたコンテンツは、「番組や人物」などパチンコに落とし込みやすいものばかりだが、ここで取り上げるのは「物」とタイアップしたパチンコだ。

 それが、2006年にサンセイR&Dが販売した『CRフェラーリ』だ。どういったパチンコであるか想像し難いが、リーチ中は「フェラーリ」の名車が次々と登場。また、チャンスアップ演出としてシフトアップすればするほど信頼度が高まるなど、車とのタイアップ機らしい工夫がなされた演出となっている。

 そして、本機最大の魅力が、ユーザーの心を掻き立てる確変中の演出だ。F1チャンピオンマシーン「F2004」がフュージョンの名曲『TRUTH』をバックに、「F430」や「Enzo Ferrari」など世界的名車が次々と登場。車好きなら堪らない演出が数多く搭載されているのだ。

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 意外とはいえ、どれも知名度の高いコンテンツばかりである。ただ、それがヒットに直結したかと言われると……。

 この他にも、意外なコンテンツとタイアップしたパチンコは数多く存在。気になった方は是非一度調べてみてはいかがだろうか。
(文=編集部)

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