パチスロ「常勝プレイヤーの必須アイテム」も使いようによっては…
常勝プレイヤーの「必須アイテム」も使いようによっては…
上手く立ち回っているパチスロユーザーには必須といえるアイテム『小役カウンター』。『パチスロ必勝ガイド』の関連商品である『勝ち勝ちくん』が一番有名どころだろうか。
小役の回数を数えるのが主な用途の計数器だが、5号機になってからは設定ごとに小役確率に差がある機種が増えていったことから広く普及していったものだ。
この小役カウンター、確かに有効活用すれば設定看破にも大いに役立つ。小役確率が良ければ続行、悪ければ台移動を検討する等といった使い方が一般的だが、本当に有効活用できているユーザーはごく一部という印象だ。
なぜなら高設定を見つけるために一番大事なのは店選び。そもそも高設定のないホールで小役カウンターを使っても全く意味がないのだろう。万年ベタピンのようなホールでカウンターを使うというのは意味がないように感じてしまう。
パチスロを覚えたばかりのようなビギナーならば理解もできるが、そうでない層も結構多かったのだ。これは私が従事していたホールでよく見かけた光景だが、プライベートで打ちにいっていた近隣店でも同様だった。
ホール側としては非常にありがたいお客さんだが…
例えば『ジャグラー』の場合。ブドウが揃うごとにカウントしていく訳だが、その確率はごく僅かな差。ここぞという勝負の日に、ある程度のデータ取り等から導き出した高設定予想台を確保したならば話は別だが。
ボーナス確率が良く、小役確率も良好となれば最高設定の期待もグーンと高まるだろう。しかし闇雲に座ったとなるとどうだろうか。「小役確率は良いが、ボーナスは全く追いついてこない」というケースは多い。
そこで陥りやすいのが、小役確率が良好だからと追いかけ続けてしまう行為。その大半は惨敗を喫することだろう。こういったユーザーをどれだけ見てきたことか。
ファッション的に所持するユーザーも一定数いるものと思われる。まぁ、パチスロを初めて打ってみようと思った若者が、色々と下調べをして「まず最初に小役カウンターを購入した」という話にはさすがに笑ってしまったが。
しかしながら、何を始めるにも姿格好や形から入るという人も少なくない。そういった意味では、割と当り前のことだとも言えるだろう。
つい先日も『大崎一万発』さん直筆サイン入り限定デザインの勝ち勝ち君が販売されたばかり。そういったバージョンを好む購入者もいるからこそ販売されるのだろうから。
という訳で私自身も1度くらい小役カウンターを買ってみようかと悩むところ。思い切って『大崎一万発サイン入り勝ち勝ち君クリア・バーサスリヴァイズバージョン』(3500円)を購入してみるか!?
(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。
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