パチスロ「名機誕生」に隠された意外な過去……『牙狼』『北斗の拳』にも搭載された出玉装置の原点 【パチンコ「はじめて物語編」】

『AKB』や『北斗の拳』、『レディー・ガガ』といった誰もが知るわかりやすいビッグコンテンツに搭載されるなど、「機能」としての存在感を増してきた小当りRUSHであるが、業界初となるこの機能は、西陣の『CR交響詩篇エウレカセブン~真の約束の地~アネモネVer.』によって発信されたのである。

 この機種自体が甘デジに分類されるものだったので、もともとの大当り出玉が少ない分、驚きをもって体感できるような出玉感とはならなかったが、おまけの小当りでも連続性、継続性を持たせることによって出玉が増え続けるという新たなゲーム性を提示した意義は大きい。

「はじめ」がないと「続き」がない。どんな機能であれ、生み出すことが重要であり、それは偉大である。これらの機能が世に出てこなければ、『花満開』も『シンフォギア』も『GANTZ』も誕生することはなかったのである。

(文=大森町男)

 

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