パチスロ朝イチに「リーチ目のまま放置」されている台が!? ~2号機名機伝説「チャレンジマン」後編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.12】
まぁ、先述のとおりチャレンジマンにおける主役はジャンボフルーツであり、BIGは「360枚小役」みたいなものだ。
さらに言うと、現代のマシンのように「BIG消化後はART当選のチャンス」みたいなこともなかった。
それでも毎朝、みんなで確実にモーニングを取れるのは色んな意味でオイシく、なにより楽しかった。
しかし、そんな夢のような状況も長くは続かなかった。
店が我々の行動に気づいたらしく、モーニングは廃止。代わって、前日にフルーツで閉店を迎えた台を何台か据え置いておき、朝イチでBIGを早く当てた人に打たせるという新たなサービスが始まった。
当初は何度かチャレンジした。が、集中メインでBIGの確率が重く、一度も夢のフルーツ台を射止めることなく撤退となった。
以来、チャレンジマンからは遠ざかっていたのだが、攻略プロをやっている知り合いから、寝耳に水の情報が入った。
「左ボタンを押した瞬間に8枚役が抽選されるんやけど、周期性があってな。それをメトロノームでタイミングとって狙うんや」
のちに伝説として語り継がれることになる、パチスロでは初となる体感器攻略法である。