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パチンコ「2400発比率75%」で魅了した激アツ版権…甘デジ版でもアツい勝負を楽しめる!!

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遊びやすくも熱いバトルを楽しめる『デジハネCR嘘喰い』

 ギャンブルを題材にしたマンガといえば、かつてその多くが麻雀であった。阿佐田哲也の「麻雀放浪記」大ヒットの影響もありブームが到来。マンガ雑誌「近代麻雀」の創刊やプロのタイトル戦が開始されるなど麻雀の文化が日本全国へ広がっていく。

「ヤングマガジン」という強力な媒体で「ぎゅわんぶらあ自己中心派」が連載されるなど、麻雀への理解が進んでいくなかで、じつはほかのギャンブル、特に公営ギャンブルを中心にしたモチーフのマンガも同じくらいの時期から産声を上げていたのである。

「モーニング」の「ギャンブルレーサー」や「マガジン」における「風のシルフィード」がその先駆けで、「競馬狂走伝ありゃ馬こりゃ馬」「優駿の門」「じゃじゃ馬グルーミンUP!」などドラマ性の高い競馬を扱ったマンガがとりわけ多かった。

 このようにギャンブルマンガは既存のモチーフを用いるのが常であったが、潮流が変わったのは90年代後半。「カイジ」の登場により独自のルールで金と命を賭ける過激な内容、いわゆるデスゲームを導入する作品が増加。頭脳戦、心理戦を中心としたストーリーは2000年代にひとつのジャンルとして確立していく。

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 そんなカイジ系のタイトルのひとつ「嘘喰い」が2015年にタイヨーエレックからパチンコ化された。トリックや駆け引きに左右されるゲームのなかに肉体的なバトルも組み込まれたギャンブルマンガである。

CR嘘喰い』は2400発が75%で獲得できるマックスバトルタイプとして登場。その爆裂性により人気を博すマシンとなった。

 人気のバロメーターとなる甘デジ化も行われ、遊べるタイプとして『デジハネCR嘘喰い』がリリース。この甘デジタイプは場所が限られているとはいえ、いまだに設置(12/8現在、Pワールド調べ)されていることからも評判のほどがうかがえよう。

 甘デジのほうは大当り確率が1/99.9で確変突入率が75%となる次回ループタイプ。ミドルタイプと同様に出玉感に特徴を持つスペックで、右打ち中は70%が最大出玉となる8ラウンド大当りとなっている。

 確変「帝国タワーモード」は勝負に勝てば大当り&モード継続となるバトルモードで、敗北するとモードダウンとなってしまうが、「リベンジチャンス」に成功すれば確変or時短の電サポモード「リベンジモード」に留まることができる。内部的に確変なら電サポは次回まで継続。通常状態であれば30回転まで電サポが作動する。

 一方、リベンジチャンスに失敗すると通常モードとなる「廃ビルモード」に移行する。この場合の同モードは通常確率だが、通常時や初当り青・紫図柄揃いからの昇格演出失敗で移行すると潜確の可能性が出てくる。

 このように多彩なモード移行やバトル演出を駆使したスリリングなゲーム性で原作の世界観を表現。パワフルな連チャン性能によってホールという名のお屋形に勝負を挑む「屋形越え」を目指すのである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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