パチスロ「ストックbyストックの破壊力」万枚続出の話題作！

　「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、『ドンちゃん』シリーズより『赤ドン雅』（エレコ）について書いていきたい。

　通常時はレア役からボーナスやCZ「ドンめくりチャンス」、ARTの直撃抽選など、様々な場面からARTを目指せるのが特徴だ。なお、 「ドンめくりチャンス」は連続演出失敗後や特定演出発生後からも突入する。

　ART「雅RUSH」は純増1.8枚、1セット50Gのセットストックタイプ。消化中のレア役でセット数の上乗せ抽選を行い、ドン揃いは上乗せ確定となる。祇園メーター10PT到達時は、次セットでドン揃い高確率の「祇園モード」に突入する。

　セットストックがある限り継続するシンプルなゲーム性となっており、単調になりがちと思われるかもしれないが、本機にはさまざまなストックのチャンスが存在する。

至るところに上乗せゾーン突入のチャンス！

　レア役での抽選はもちろん、ART中BIGの一部で突入する「秋月チャンス」やフリーズ、天井（通常時1400Gハマリ）、ART開始時、さまざまな場面から突入する「祇園モード」など、上乗せ性能は申し分ないマシンとなっている。

　特に「祇園モード」は、ドン揃い確率が1/20となり、ストックの大チャンス。それだけでなく、成立役に応じて「祇園モード」の継続抽選も行っており、BIG、レア役高確当選時やドン揃い5回到達時は継続確定だ。

　ドン揃いを引きまくれば大量ストック＆「祇園モード」を何セットも継続させることが可能であり、消化中はカットイン発生→3連ドン図柄停止というシリーズでお馴染みの1確目を拝むこともできる。好きな人には堪らない瞬間を何度も味わえる上乗せ特化型のARTといえるだろう。

ストック高確率の祇園モードから大連チャンも！

　筆者自身は、もの凄いヒキを経験したことはないが、「祇園モード」→「雅RUSH」→「祇園モード」と順調に1～5個ほどのストックを維持し、最大46セットまで継続したことがある。その隣では、友人が50セットを超える大連チャンをしており、BIGの引きも良く7000枚オーバーを達成していた。

　一撃で勝負が決まるような派手さはなく、コツコツと上乗せを重ねていく地味な仕様だが、そのシンプルなゲーム性こそが本機の魅力といえる。

（文＝ひろ吉）
<著者プロフィール>
　IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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