自宅にパチスロハウス、所有台数は50台以上…「家スロ界」の超有名人がついに登場!

 実にディープな『家スロ・家パチ』の世界。個性的な方ばかりの家スロマニア達ですが、今回はその界隈で知らぬ者はいないとまでいわれる超有名人『かっぱ』さん(@kappachan1115)が満を持しての登場です。

「家スロ界」の超有名人がついに登場!

 これまでにもたくさんの家スロ・レトロ台好きな方々をご紹介させてもらいましたが、実をいうと、このかっぱさんとの出会いが全ての始まりだったんですよね。

 広島県のある小さな島に生まれ、すくすくと育ったかっぱさん。近所のちょっぴり悪そうなお兄さんに連れられてパチンコ店に入ってしまったのが「運の尽き」だったようで、その怪しい雰囲気と魅力にどっぷりとハマってしまったのだとか。

 しかも、初めて打った台が、今は亡き広島のご当地メーカー・マツヤ商会の『ゲンジン7』だというのですから実にマニアックです。マツヤ商会の台は裏モノばかりでしたから、きっと色々な意味で忘れられないパチスロデビューだったことでしょう。

 それから25年の時が経ち、ホールでパチスロを楽しむのはもちろんのこと、家スロも全力プレーするという二刀流タイプ。家スロの方は奥さんも公認ですが、なんとパチンコ店には内緒で行かれているとのこと。

 かくいう私も妻には内緒で打ちに行きまくっておりますので、同じような方って結構いらっしゃるんでしょうね。まぁ、男には妻に内緒にしていることの一つや二つくらいありますから……(笑)。

 少し話が逸れましたが、家スロの収集のきっかけは、どうしても自宅で『吉宗』(4号機)が打ちたかったから。某オークションで同機を落札してからは歯止めが効かず、買い集めること18年、気が付けば費やした金額は150万円を超え、総台数は50台以上に。

 そして自宅で遊ぶだけでは飽き足らず、ついには実家のスペースにパチスロ専用ハウスを作ってしまったのです。外観こそ物置小屋ですが、中に足を踏み入れるとスロ専さながらの完成度。『ニューかっぱ会館』という屋号までしっかりと付いております。



 その情熱と行動力には賞賛しかありません。本当に素晴らしいですよね。夢の自分専用ホールを全て手作業で作ってしまったのですから。そこはまさにに天国であり楽園。好きなものを集めた「秘密基地」なんです。

 でもそんな素敵な場所を独り占めしないのがかっぱさんの素晴らしいところ。そこでは定期的に家スロ仲間が集まり、夜通しパチスロ大会が開かれているのです。そこで仲間と集まって「一緒に遊ぶのが楽しいです」と笑うかっぱさん。

 周りの人を楽しませたいという気持ちは一級品。存在自体がディープともいえる非常に濃いお方ですが、冒頭でも述べた通り、彼との出会いから私自身も多くの家スロ好きと繋がることができました。そういった意味では、いくら感謝しても足りないくらいです。

 そんな家スロ界隈の人気者・かっぱさん。『ニューかっぱ会館』にはパチンコやスロットの他にも、必勝ガイドやレトロゲーム等も置いてあるそう。パチンコ・パチスロ好き、共通の趣味や興味のある方は、是非遊びに来て下さいとのことなので、まずはかっぱさんとお友達になることから始めてみてはいかがでしょうか。きっと暖かく受け入れてくれるはず。

 広島県には、新たなレトロ台の聖地として賑わう『広島ホール』も有名ですが、『ニューかっぱ会館』も本当にオススメです。かっぱさん、私も今度遊びに行きますねー。でもイタズラ心でオール設定1にするのは勘弁ですよー。

かっぱ(@kappachan1115)さん/Twitter
ニューかっぱ会館オフィシャルHP

電撃しらっち

業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や業界関係者への取材記事、羽根モノや一発台を特集するなどオールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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