パチスロ12月新台「70％」で「一撃4万円」獲得!? 出玉規制の限界へ挑んだ「最強の上乗せ」など話題機種へ迫る!!

　先月よりパチスロ5.9号機が登場しましたが、予てより業界では話題になっていた「本命」候補がようやく登場！ 他にも超人気シリーズや、約10年前にリリースされ根強いファンを獲得した機種が復活するなど、12月の新台は大注目です。

　そんな新台たちへパチスロ台の開発出身者「林先生（仮名）」が迫る！ 熱視線を送る”期待台”、不安を感じる”危険台”を大発表!!

「最強の上乗せマシーン」登場!? 過激な最新作に期待大!!

『パチスロ BLACK LAGOON3』（七匠）12月4日導入予定

「七匠HP」より

「推薦理由」

　業界関係者の間で「5.9号機で成功できる」と話題になっていた機種ですね。早い段階より準備を始めていたようで、仕上がりに相当な自信を持っているとの話が持ち上がっていました。

　今回は七匠さんからリリースされますが、基本的なゲーム性は過去の作品と大きく変わらないので違和感なく遊技できるでしょう。これまでパチスロシリーズを制作したスパイキーさんの協力を得て、好評を博したゲームシステムを継承することに成功しています。

　MY2000枚突破率が脅威の「70％超」と言われる、出玉規制の限界を攻めた荒々しいスペックで登場です。

　ボーナス+ARTタイプとなっており、ボーナス込み純増約1.9枚のART「ギャングスタパラダイス」で出玉を伸ばしていく仕様。エンディング到達時の平均獲得枚数は約2500枚となりますが、終日実戦時におけるエンディング達成確率は約50％と非常に魅力的ですね。

　そんなARTには、期待度約40%のCZ「ギャングスタバトル」や、ボーナス中の抽選から突入を目指します。ARTは1セット50G以上という性能。ゲーム数上乗せに特化したゲーム性となっており、レア小役により「バレット」や「ゲーム数上乗せ」を獲得していきます。

　バレットMAX中はバレット獲得の契機で、ゲーム数の上乗せが発生するという大チャンス。しかも終了後のバトルは勝利確定という激アツ状態です。

　お馴染みの上乗せ特化ゾーン「ヘヴンズラッシュ」も健在。今作ではBAR揃いや「ヘヴンズゾーン（高確率ゾーン）」を契機に突入しますが、STタイプとなる為にロング継続も期待できそうです。

　ARTの初当たりは決して軽くはないですが、ボーナス確率は高いですしチャンスゾーンへも頻繁に突入するのでチャンスは十分にあると言えるでしょう。ボーナス+ARTが生み出す強烈な出玉感が、5.9号機のイメージを変えてくれるかに期待ですね。

コンテンツ・スペックは魅力も問題はやはり……

『SLOT魔法少女まどか☆マギカA』（エレコ）12月18日導入予定

「選定理由」

　ヒットシリーズ『まどか☆マギカ』の3作目は、BIG偏向型のノーマルタイプとして登場します。今や鉄板級と言っても大袈裟ではないコンテンツですが、ノーマルタイプでも支持を得られるかに注目は高まっていますね。

　ボーナス合算確率は１/159.8～113.0、獲得枚数はBIGで最大311枚、プチボーナスで同103枚となっています。両ボーナス中ともに技術介入を駆使することで、最大獲得枚数を得られるという仕様です。

　リーチ目やスベリによるボーナス察知も存在していますので、ノーマルタイプならではのゲーム性を存分に楽しむことができるでしょう。BIG比率が、どの設定でも高いという点も見逃せません。偏ればノーマルタイプでも大量出玉を獲得することも十分に可能です。

　ユニメモ機能が前作のデータを引き継げる上に、キャラカスタマイズアイテムも前作より大幅に増えているなど、ファンを虜にする要素も取り入れられている印象ですね。

『まどか☆マギカ』の新しい楽しみ方を教えてくれそうな機種だとは思いますが、不安要素も存在しています。

　最大の特徴は、設定6をフル攻略した際の出玉率が117.2%という「ハイスペック」である点です。ART機が大きな影響を受ける状況で、大量出玉に期待できる「ハイスペックなノーマルタイプ」は貴重だと思いますが……。

　大量導入されずバラエティなどに設置されるのであれば、高設定が入る可能性に期待することはできないでしょう。それでは最大の魅力を味わうことはできないですからね。

　ノーマルタイプの島がジャグラーで埋め尽くされている状況で、何台導入されるのかという点が大きな問題になる気がします。
（文＝編集部）