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「大ヒットスマパチ」に関するベテランライターたちの議論が話題!

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パチンコ遊技イメージ
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「Re:ゼロ~2」再販問題

 2023年11月に導入を開始した大都技研の『e Re:ゼロから始める異世界生活 season2』が、その高い人気を受けて再販されたことは周知の通りであろう。

 当サイトでも報じた通り、その販売価格はなんと「約150万円」。通常価格の約3倍だが、再販時の中古価格が「約400万円」だったことを考えると、納得できない額ではない。

 だが、パチンコホールの全国組織「全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)」は、この販売価格に関して大都技研に意見・要望書を提出。ベテランライターのヒロシ・ヤング氏が主宰するYouTubeチャンネル「ヤングちゃん、寝る」内の動画によると、その内容は「再販150万円は、業界のまとまりを崩す」といった物言いだったという。

■ベテランライターたちの議論が話題

 これについて、今度は大都技研が4月5日に回答書を提出。業界ジャーナリストのPOKKA吉田氏によると、大都技研は「中古市場価格は400万円程度であり、今回の販売価格はこれを大きく下回っている」「稼働貢献が早く終了した場合の保証も付けている」などとホールのことも考えた販売方法であると主張し、実際、4月22日導入の再販分は大手・中小を問わず多くの受注の末、「完売」したそうだ。

 さらに大都技研は、全日遊連が文書に「一連の経緯について警察庁にご報告させていただきました」と記したことに関して、「警察庁は販売価格について指導や調整を行う立場にはないという理解」とし、「いかなる目的で警察庁に報告されたのかご教示いただきたい」などと逆質問したという。

 これを受け、今度は全日遊連が4月17日付けで回答書を出した。その内容は「中古価格が再販価格を決める理由にはならない」といったもので、中古価格で大都技研のグループ会社・サボハニの『スロット 冴えない彼女の育て方』は「5,004円」、『吉宗RISING』は「9,951円」である点を指摘。

 ホールはこういった赤字を含めて、全ての利益から従業員の給料や遊技機の購入費用などを捻出しているため、「稼働貢献が高い機種のみ」販売価格が高額になると、「ホールの利益が圧迫され、経営の破綻を助長する」と主張したそうだ。

■「正義・悪はない」とコメント

 この流れを見る限り、両社はかなり対立しているように思えるが、POKKA氏曰く、今回の件は「法律に違反しているわけではない」ことから、「正義・悪はない」とコメント。

 一方で、大都技研は今回の販売方法に賛同するホールが多く、稼働貢献も続けば「勝ち」だが、稼働が早期に終了すれば保証をしなければならないことから「負け」とし、「勝ちも負けもある」と持論を述べた。

 いずれにせよ、「(2024年の)1月末とかに導入したホールは400万円で買った可能性があるから、調整は渋い」「4月22日以降に導入したホールは150万円で買っているから、400万円で買ったホールよりは調整がいい」とはPOKKA氏。調整や稼働状況を含めて、今後の動向を注視したいところだ。

【全日遊連VS大都技研! 「Re:ゼロ~2」再販問題!!】

パチmax! 編集部

パチmax! 編集部

パチンコ・パチスロの新台をはじめとした機種情報や、業界・メーカーの最新情報などファンが気になる内容を様々な切り口から発信するニュースサイト。大御所ライターなど著名人のコラムも連載中。

パチンコ・パチスロ情報局「パチmax!」

Twitter:@pachinko_gj

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