
武豊「マジック炸裂」も次走で鞍上問題発生!? 一撃“5億円”獲得「世代ナンバーワン牡馬」が参戦予定

ゾンニッヒ、次走キーンランドCも鞍上未定…
先週日曜の札幌メイン・しらかばS(OP)を勝ったゾンニッヒ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)。騎乗した武豊騎手が最後方からレースを運ぶと、最後の直線では芸術的な大外一気が決まった。
武豊騎手とは同級生であり、同馬を管理する池江調教師もレース後には「豊マジックが炸裂しましたね」と、鞍上の手綱さばきを大絶賛していた。
前走の函館スプリントS(G3)6着から継続騎乗となったレジェンドは、ゾンニッヒを「北海道の洋芝は合います。1200mでは切れます」と評価。その言葉通りに同馬の次走は、札幌・芝1200mで争われる来月25日のキーンランドC(G3)になることが分かった。
ただ、勝利に導いた武豊騎手とのコンビ継続が明言されなかったあたりは、他にもパートナーの候補がいたのかもしれない。
ちなみに、1着馬にはスプリンターズS(G1)の優先出走権も付与されるキーンランドCには、オオバンブルマイ(牡4歳、栗東・吉村圭司厩舎)も出走を予定している。本馬は武豊騎手を背に重賞制覇の経験もあり、ここ3戦は世界の舞台で戦っていた実力馬である。
一撃5億円!オオバンブルマイも参戦予定

オオバンブルマイといえば昨年11月、オーストラリアで開催されたゴールデンイーグルを制し、1着賞金の約5億円を獲得したことで話題を集めた。現時点の総賞金は5億9035万6400円となっており、これは4歳世代の牡馬ではトップの金額だ。
そんな4歳ナンバーワン牡馬は、角田大河騎手とのコンビでデビュー勝ち。2戦目で横山武史騎手を背に重賞初制覇を飾ると、C.ルメール騎手の手綱で朝日杯フューチュリティS(G1)に参戦して7着という結果だった。
武豊騎手とは3歳春のアーリントンC(G3)で初コンビを組んで1着、続くNHKマイルC(G1)でも3着と相性のよさを証明した。先述のゴールデンイーグルでは現地のJ.パー騎手が騎乗、ここ2戦は日本でもおなじみのD.レーン騎手が手綱を取るなど、海外でも存在感を発揮している。もちろんレジェンドも鞍上の候補として名前が挙がっている可能性があるだろう。
「戦歴だけ見ると特に主戦が決まっていないように見えるオオバンブルマイですが、本来であればゴールデンイーグルでも武豊騎手が騎乗し、3戦連続で鞍上を務める予定でしたね。ただ、前週の天皇賞・秋(G1)当日に不運にも負傷してしまったことにより、現地のパー騎手が鞍上を務めたといった経緯がありました」(競馬記者)
チャンピオンズマイル(香G1)10着以来、約4ヶ月ぶりの一戦となる今回も、現時点で鞍上は未定。キャリア初のスプリント戦となるが、近親にはビアンフェ、ブランボヌールと北海道のスプリント重賞勝ち馬が名を連ねており、割引材料とはならなさそうだ。
今年のキーンランドCは他にも、前走の青函S(OP)を横山武騎手とのコンビで制したモリノドリームや、重賞4勝ナムラクレアも出走予定。面白そうなメンツが揃いそうだが、はたして武豊騎手はどの馬とコンビを組むだろうか。
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