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JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」

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 10月から昨年ドイツリーディングのA.シュタルケ騎手、そして今週から菊花賞(G1)にも騎乗予定のC.スミヨン騎手と、今年も秋のG1開催に合わせて続々と来日する外国人ジョッキー。

 特に今年は質・量ともに「過去最高」といわれており、迎え撃つJRA所属騎手にとって深刻なダメージになることは避けられない状況だ。

 そんな折、美浦トレセンではさっそく大きな動きがあったという。

「ベテランのウチパクこと内田博幸騎手ですね。バレットを引き連れて調教師や記者に挨拶回りを始めていたので、一体何事かと思ったんですが、どうやらエージェントの中村剛士氏と解約し、今後は自ら騎乗依頼を管理するそうです。

実は、その経緯が外国人騎手絡みのようで……」(競馬記者)

 記者によると中村氏は当初、この秋に来日が予定されているO.マーフィー騎手とR.ムーア騎手2人の騎乗仲介を担当する予定だったという。

 しかし、中村氏は現在、内田騎手と戸崎圭太騎手を担当しており、そうなるとエージェント1人につき「騎手3人+若手1人」というルール上、定員オーバーとなってしまう。そこで押し出される形になったのが内田騎手だったようだ。

「内田騎手としても中村氏とは、大井からJRAへ移籍する以前から二人三脚でやってきた間柄。『義理を通すなら、(後から来た)戸崎が外れるべきだ』と主張していたようですが、最終的には内田騎手が折れざるを得なかったとか……」(同)

 ただ、そこで“悶着”は終わらなかったようだ。その後、ムーア騎手の身元引受調教師となる予定の堀宣行調教師が、ムーア騎手のエージェント変更を決定。結局、中村氏が担当するのはマーフィー騎手、戸崎騎手、そして内田騎手の3名となったようだが……。

「あんな事があった後ですし、内田騎手が“元鞘”に戻るかはわかりませんね。もう挨拶回りを行っていますし、1人でやっていく決意を固めているとか。当面は中村氏との契約があるようですが、開催が切り替わる11月辺りからは『エージェントなし』になることが濃厚のようです。

内田騎手と戸崎騎手は大井時代から先輩後輩の間柄ですし、そんな中で自分が蔑ろにされたわけですから、内田騎手にも思うところはあって当然でしょう。元々、最近の2人には色々ありますからね」(同)

 内田騎手と戸崎騎手で思い出されるのは、昨夏の一件だ。

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