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中山金杯(G3)タニノフランケル「武豊→内田博幸」に心配の声!? 昨年末ホープフルS「大出遅れ」惨敗の”悪夢”消えず……

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 道中で主導権を握り、最後まで粘り込みたい逃げ馬にとって、最も肝心なのかが「スタート」なのは述べるまでもないだろう。

 2019年の開幕戦・中山金杯(G3)に出走するタニノフランケル(牡4歳、栗東・中竹和也厩舎)にとっても、一瞬でレースが終わってしまうような出遅れだけは避けたいところだ。

 牝馬として64年ぶりに日本ダービー(G1)を勝利するなど、歴史的名牝として活躍したウオッカを母に持つタニノフランケルは、デビュー戦から抜群のダッシュ力を武器に先手を奪い、明け4歳世代の中でも気風の良い逃げ馬として名を馳せている。今回の中山金杯でもすんなり主導権を奪えれば、十分に重賞初制覇が狙えるだけの逸材だ。

 しかし、今回の鞍上が関東の内田博幸騎手に決まったことで、一部のファンから悲観的な声が集まっているようだ。

「最近の内田騎手は、スタートで出遅れてしまうことが目に付きます。昨年も関東リーディングで4位になるなどトップジョッキーの1人なのは間違いないんですが、前に行きたいタニノフランケルで出遅れてしまうと、馬券を買ったファンからすれば、あっという間にお手上げの状況になりかねませんからね。

というのも先日のホープフルS(G1)で内田騎手が、大出遅れをやらかしてしまって……。

騎乗馬のキングリスティアはデビュー戦の逃げっぷりがよかったので、1戦1勝馬ながら6番人気と穴人気していたんですよ。それが出遅れて、逃げるどころか最後方を走る展開に……。最後の直線で懸命に追い上げたんですが、8着に惨敗してしまいました。今回の中山金杯はホープフルSと同じ中山の2000mですし、内田騎手のスタートを不安視しているファンからすれば、あの時の”悪夢”がまだ記憶に残っているのかもしれません」(競馬記者)

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