真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.11.19 09:03
JRAジャパンC池添「ブチ切れ騒動」から6年。歴代最強牝馬アーモンドアイが「疑惑」の決着を経て挑戦する意義
編集部
25日に東京競馬場で行われる今年のジャパンカップ(G1)の主役は、今や「現役No.1」との呼び声も高い三冠牝馬アーモンドアイ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)だ。
大手競馬ポータルサイト『netkeiba.com』の事前予想でアーモンドアイは、単勝1.8倍という圧倒的な人気になると想定されている。それもそのはずで先日、天皇賞・秋(G1)を勝ったレイデオロなど、日本でも数多の有力馬に騎乗したC.ルメール騎手をもってして「今まで日本で乗った馬で一番強い」と言わしめているのだから当然の評価か。
しかし、ジャパンCの歴史を振り返ると、そう簡単な話ではないのかもしれない。
「世界に負けない馬づくり」を掲げ、1981年にジャパンCが創設されてから、今年で38回目の開催になるが、3歳牝馬でこのレースを勝ったのはジェンティルドンナただ1頭。言わずと知れた三冠牝馬で、引退後の2016年にはJRAの顕彰馬として殿堂入りも果たしている。
無論、アーモンドアイもまた、そのジェンティルドンナ以来の三冠牝馬。3歳牝馬の実績としてはMAXであり、そういった意味では3歳牝馬にしてジャパンCを勝てるだけの存在ということもできるだろう。実際に、ジェンティルドンナという「前例」があるからこそ、アーモンドアイがここまで一本被りの人気になっているともいえる。
ただ、ジェンティルドンナによるジャパンC勝利は決して後味の良いレースではなかった。
今から6年前の2012年。当時のジャパンCの1番人気は、現役最強馬オルフェーヴルだった。逆にジェンティルドンナは3番人気。国内G1未勝利だったルーラーシップに後れを取るほど「3歳牝馬によるジャパンC制覇は難しい」と考えられていたのだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?













