パチスロ『押忍!番長A』ホール「オール設定1」地獄確実か…… 「遊びやすさ」引き換え「存外な扱い」の悲惨な未来

 まだPVのみの発表にもかかわらず、大きな注目を集めるパチスロ『押忍!番長A』。その勢いは依然として衰えることなく、現在もファンから熱い視線が送られている。

 ただ、PVの公開以降は、一切音沙汰がない状態だ。ユーザーの間では「ゲーム性はなんだろう」「ただのノーマルタイプ?」と様々な憶測が飛び交っていたが……。

 ついに、具体的なスペックが判明したのである。遊技機販売の総合商社「株式会社ファイブ・プランニング」がその詳細を明らかにした。

 ボーナス確率は、設定6で約1/120、設定1でも約1/149と遊びやすい設計。3種類のボーナスで構成される本機は、最大304枚を獲得できる青7、最大260枚の獲得可能な赤7、最大106枚の獲得が見込めるRBを搭載し、BB終了後には、必ずRTに突入。設定は現在の主流になりつつある4段階設定とのことだ。

 頻繁に押し寄せるボーナス確率の軽さに加え、RT機能まで搭載した大都技研が誇る看板コンテンツである。ファンからは「期待せざるを得ない」「やっぱ番長だな」と登場を待ちわびる声が相次ぐ。今年一番の注目機種といえるだろう。

 ただ、このスペック面に関し、大きな不安要素があるようだ。これまで登場した激甘機種の”ホールの扱い”を見れば一目瞭然である。

「今回登場する『番長』はスペック面を見る限り、間違いなく甘めの仕様。現行機種でトップクラスの甘さを誇る『クランキーセレブレーション』に匹敵するレベルですね。『遊びやすさ』という意味ではユーザーからの受けは良いはず。

ただ、その代償として『高設定』がほとんど入らない『全て設定1』いわゆる”ベタピン”状態が懸念されますね……。実際、『クランキー』の高設定は都市伝説レベルとよく聞きます。まあ設定1でも完全攻略すれば、理論上は勝てますけど。ホール側からすれば、設定1にせざるを得ないのでしょう。それでもファンは打ちますからね。

とは言え、パチスロを打つ以上、高設定を打ちたいと思うのがユーザーの本音。ただ、その願望を叶えてくれるのは極めて難しい。人気コンテンツ『番長』であったとしても、ホールからの扱いは厳しいでしょうね……」(記者)

 ユーザーにとって”甘い”機種は、ホールにとっては「利益率の悪さ」から敬遠されがちである。実際、一昨年導入された『A-SLOT偽物語』が、今回登場する『押忍!番長A』と同様、破格の甘さを誇っていたこともあり、「即撤去」となったケースもあるほどだ。

 業界のビックコンテンツ『番長』だけに、良心的な扱いに期待したいところだが……そのスペックの”甘さ”が人気の足を引っ張るかもしれない。
(文=編集部)

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