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パチスロの極悪出玉率「設定L」はなぜ存在するのか。その理由を業界ジャーナリストが解説!

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 ベルコの『鬼浜爆走紅蓮隊 狂闘旅情編』や『鬼浜爆走紅連隊 激闘謳歌編』、大一商会の『パチスロ うしおととら 雷槍一閃』、平和の『主役は銭形3』など、昨今の6号機では「設定L」なる特殊な設定を搭載しているマシンが多々ある。

 いずれのマシンは、設定Lの初当り確率こそ「??」と表記しているものの、機械割は80%程度と公表。打てばほぼ負けるであろう数値なだけに、ファンの間では、その是非が問われている。

 では何故、設定Lが存在するのか。YouTubeチャンネル「NEWS777」では、その理由について業界ジャーナリストのPOKKA吉田氏が詳しく解説している。

 POKKA吉田氏によると、設定Lはパチスロの「型式試験に適合させるための措置」とのこと。6号機は5号機と比べて出玉の制限が細かく決められていることから、最低設定でも「その上限を超えない」レベルの設定Lを組み込むことで「適合しやすくさせている」と推察している。

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 詳しく述べると、6号機の上限枚数は400Gで220%=+約1240枚、1600Gで150%=+約2070枚、6000Gで126%=+約4040枚、17500Gで120%=+約6800枚と定められている。基本的に型式試験では最低設定と最高設定を必ずチェックし、これをオーバーした場合は不適合になるという。端的に言えば、設定Lは型式試験上での誤爆の防止と考えられるわけだ。

 また、機械割80%程度という数値についても、POKKA吉田氏は「規則で定めている(下限)数値よりも全然、高い」と説明。ファン目線はもちろん、業界関係者目線でも「あり得ない数値」ではあるものの、規則的には「許容の範囲内」なのだという。

 ただ、ファンとして心配なのは「ホールが設定Lを使用するのでは?」という点。現状、設定L搭載機は同設定を投入すると「下パネルが消灯する」といった示唆が発生するが、POKKA吉田氏は「設定Lがあったら使うホールは出てくる」とし、設定L搭載機を製造するメーカーは「設定Lの挙動をファンに向けて公開すべき」と持論を述べた。

 結論として、設定Lは「ない方がいい」と断言。以上の内容をより深く知りたい方は、NEWS777内の動画「パチスロの設定Lが存在する理由」をご覧いただきたい。

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