GJ > 競馬ニュース > 藤田菜七子劇場開幕か!?
NEW

JRA「3連続波乱」で藤田菜七子劇場開幕か!? 先週“未勝利”も、“勝ち星量産”態勢が整う裏事情

【この記事のキーワード】, ,

JRA「3連続波乱」で藤田菜七子劇場開幕か!? 先週未勝利も、勝ち星量産態勢が整う裏事情の画像1

 2016年のデビューから数々のJRA女性騎手記録を更新し続けている藤田菜七子騎手。先週末は土日合わせて計9鞍に騎乗するも、未勝利に終わってしまった。

 今年は順調な滑り出しで、一時は関東リーディングの上位に名を連ねるほど絶好調だった藤田騎手だが、2月の小倉での落馬負傷で状況は一変する。キャリア初の長期離脱となってしまい、1か月後に復帰を果たすも、その後はなかなか勝利に手が届かなかった。

 復帰後、37戦目にしてようやく連敗を脱出。だが、これをきっかけに調子は上がることなく、JRA通算100勝達成という明るい話題はあったが、それ以外は藤田騎手の活躍を耳にする機会は激減してしまっている。

 実際に、昨年はJRA女性騎手で最多の年間43勝を挙げたが、今年は6月8日現在で14勝と物足りない数字だ。

 そんな藤田騎手だが、「未勝利」に終わった先週の騎乗で復調気配を漂わせている。

 7日、東京5Rの新馬戦で9頭立ての7番人気ジュラメントに騎乗し、ゴール前で1番人気サトノレイナスに交わされてしまったが、あわや1着に逃げ粘る好騎乗を見せた。続く6Rの新馬戦でも11番人気エコロテッチャンで2着。菜七子劇場はここで終わらず、さらに7Rは8番人気ホーカスポーカスで3着に入ってみせたのだ。

 レースを勝つことはできなかったが、3レース連続で人気薄を馬券圏内に持ってくる大活躍。藤田騎手によってすべてのレースで3連単の配当が万馬券となり、まさに波乱の立役者である。

「復帰後の藤田騎手は得意の新潟開催ですら、目立った活躍ができていませんでした。そのため、落馬負傷の影響が心配されています。もともとローカル開催で勝ち星を挙げていた騎手なので、そこで勝てないとなると死活問題です。

しかし、先週末の東京での活躍は藤田騎手にとって大きな価値がありそうですね。2場開催で東京競馬場にはトップジョッキーが集まっている状況下で、立て続けに穴を開ける騎乗に復調気配を感じられます。

今週末からは函館開催が始まるため、藤田騎手にとっては稼ぎ時なわけです。その1週前にいいアピールになり、有力な騎乗馬確保につながるのではないでしょうか」(競馬記者)

JRA「3連続波乱」で藤田菜七子劇場開幕か!? 先週“未勝利”も、“勝ち星量産”態勢が整う裏事情のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  3. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  7. 天皇賞・秋の注目馬も激白! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(後編)
  8. 「競馬愛」が溢れすぎ! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(前編)
  9. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  10. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か