文=喜多山

パチンコ大事件を巻き起こした「幻スペック」……「伝説の爆裂機」など名作を振り返る!!

膀胱”破壊”の〇〇スペック

『CR銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』2016年4月導入 Daiichi

 本機のSTシステムは、一般的なゲーム数管理ではなく、極めて異例の時間制。2分間のST中に引いた大当りを最大4個までストックできる超特殊スペックです。このため、本機は2分のST時間内に1回でも多くの回転数を稼ぐ事が重要であり、当然ながらST中の離席は不可能。万が一、ST中にトイレが我慢できなくなった場合、2分以内に用を足した上で席に戻る事はほぼ無理なので……。

「STを捨てる」という選択をするしかなくなります。実際、本機は継続率80%と高継続で連チャンする時は2~3時間はノンストップ。STが終わるまでトイレを我慢する事も厳しく……多くのファンが膀胱の限界を味わう事になりました。

幻の超異色スペック

『CR及川奈央のフルーツスキャンダル』2010年2月導入 オリンピア

 初打ちで驚かされたスペックと言えば、この『CR及川奈央のフルーツスキャンダル』でしょう。本機は「当たった数字の分だけ連チャンが続く」という画期的な確変システムを搭載しており、最も数字が大きい7テンで当たれば一撃7連確定という超異色スペックでした。これは、回数セット式の確変と潜伏確変をうまく活用して擬似的に「確変最大7回セット」を実現していたようですね。かなり面白いスペックでしたが、あまりヒットせずにマイナーなまま消えてしまいました。残念です。

(文=喜多山)

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