パチスロ適合率「4ヶ月連続で上昇」も話題! 今さら聞けない「型式試験」……その内容とは

 専用の機械を使ったシミュレーションと、係員が実際に打つ試験だ。4号機以前は「AT中も順押し」という今ではビックリな申請をして試験をパスしていたようだ。

 それが祟ってか今では「一番機械割の上がる打ち方」で実射試験をしているという。

「パチスロは実射試験で2400枚完走すると試験落ちちゃう可能性高いんです。リゼロなどの高純増6号機でフリーズは1/20万くらいでしょ?だから各設定3万ゲーム回して試験してるんじゃないかって話です。メーカーもギャンブルなんですよ」(ホール関係者)

 1度の試験費用はパチンコが約152万円、パチスロが約181万円といわれている。メーカーが力を入れている機種は「北斗A」「北斗B」など少し名前を変えて何度も申請することも少なくないようだ(同じ型式名では申請できないため)。

 業界紙の「遊技通信」によれば、2020年2月の適合率はパチンコが41.1%、パチスロが26.7%、いずれも前月より上昇しパチスロにおいては4ヶ月連続で上昇しているという。

 適合率が低ければメーカーが利益を出すために台の値段を上げざるをえないし、値段が高ければホールも甘い設定にはしにくい。このまま上昇し続けてくれると良いが……。
(文=大松)

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