パチンコ「新感覚の大当り」……「魅惑の動き」「多彩な大当りパターン」完成度が高い名機!!

 00年代のニューギンは高岡英司である。誰やねん。

 高岡英司は10割バッターなのである。バッターというかピッチャーであるが。

 プロ野球史上、終身打率が10割の選手が実は22人もいるのだが、そのほとんどが1打数1安打。言い換えれば、ぱっとしないピッチャーがたまたま巡ってきた打席でヒットを打った、というのが実情である。なかには、ドン・シュルジーや塩瀬盛道のように、その1本がなんとホームランで、プロ野球史に名を刻む例もあったが、まあ1/1には変わりない。

 しかし、くだんの高岡英司は4打数4安打での10割なのである。打席に立てば必ずヒットを飛ばした。羽根物作ればすべて面白い。この頃のニューギンはまさしく10割バッターなのである。

 それは機種名だけ聞くとまったく意味がわからない、「やらかしそう」な匂いもあった『CRAひらけ!ゴマーヤ』でも同様である。普通に考えれば面白いわけないタイトルである。考えてもみてほしい。日常生活においてダジャレがウケたことがあるだろうか。しかも「ゴマーヤ」の意味がまったくわからないのである。

 しかし、私の予想は完全に裏切られた。非常に面白い。

 役物は古代遺跡をイメージしたもので、奥に石像を模した人形ギミックが設置され、その前を上下に可動するブリッジが掛けられている。

 役物に入賞してきた玉はブリッジによって様々なルートに振り分けられ、最終的に2つの山型に成形された二段階のステージの下側中央にあるVゾーンに入れば大当りとなる。

 ブリッジから振り分けられる基本的なルートは3つで、上下するブリッジが下がっている時に進入した玉が石像のストッパーをかいくぐりギミックに吸い込まれると、石像の中央部分にちょうど1玉分保持された空間とステージの山の谷間を一直線に通ってVゾーンへ運ばれる。これがもっとも大当り確率の高い王道ルートとなる。

 一方、ブリッジが上がっているタイミングで入賞すると、即座に振り落とされ、山型ステージでの動向に身を委ねることになるのだが、この下ステージに振り落とされた時に石像の足元両脇に搭載された前後に動くドクロ役物が飛び出していれば、山型ステージの谷間方向に運ばれ、ストレートにVに向かっていく。これがドクロルートである。

関連記事

パチンコ・パチスロ最新記事

人気記事ランキング 17:30更新

パチンコ

パチマックス

総合

編集部イチオシ記事
SNS