パチンコ「新たな普通機」が誕生!? 詳細は「分かり次第、お知らせする」とアナウンス
埼玉県春日部市のパチンコメーカー愛喜が、7月2日に公式Twitterを更新。「お知らせしたいことがある」と思わせぶりな発言の後、「やっぱり今日は画像だけ…」と、1台のマシンの盤面を公開した。
これに一部のマニアが「あのマシンでは!?」とすぐさま反応。何故なら、既に愛喜の最新パチンコ『PA祭』が検定を通過したとの噂が流れていたからだ。
同社は平成26年2月4日に設立した普通機専門のパチンコメーカー。普通機とは、昨今の主流である「電子的な抽選システム」を一切持たないマシンのことで、特定の入賞口に球が入ると非電動役物(アタッカーやチューリップ)が開閉し、そこに球を入れることで一定の出玉を得られる仕組みである。
デジパチと比べて射幸性は低いものの、それなりにファンは存在する。同社は2015年にオール10玉払い出し、最大7連動が狙える『CRAコスモアタック7』を発売すると、翌年2016年には最大10連動の『CRAコスモパニック10』をリリース。2018年にはコスモアタック7を改良した『CRAコスモアタック7A04』を製造し、こちらは現在もホールで稼働中である。
いずれのマシンもブッコミを狙ってステージ入賞→ステージ通過後に球がザコへ入ればアタッカー1個開放orボスへ入れば連動開始で、連動開始後は数字の順にアタッカーを狙えば最大連動を得られる。シンプルながらも味わい深いゲーム性は、オールドファンのみならず若者でもハマると評判だ。
今回、公式Twitterで公開した盤面は、これらマシンのものではない。それだけに期待感も俄然、高まったわけだが、同社は7月7日に公式HPで「PA祭についてお知らせ」と題してインフォメーションを発表。PA祭は同社が製造を依頼された「OEM機」であることを明かした。
それ故、「現在、案内が不可能」とのこと。追加情報は「分かり次第、お知らせする」とも続けている。
依然、詳細が不明な点はさておき、このアナウンスを読む限り、PA祭が検定を通過したことは間違いない。形はどうあれ、新たな普通機が誕生することはファンにとって喜ばしきニュース。来たる公式アナウンスの更新を、心待ちにしたい。
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