パチンコ「突出したスピード」「80%破格のループ率」が生み出す「圧巻の出玉」!「爆裂マシン」の代名詞的な存在!!

 10年一昔。10年前に自分が何をやっていたかを思い出そうとしてみたのであるが、記憶は霧の中であった。同じような生活の日々でフックがまるでなかったからか、目の前に積み上げられたものをとにかくこなそうと必死だったからか、我ながらちょっと引く。

 世間がどんな感じだったかを知れば少しは思い出が蘇るかと、当時の世相を調べる。尖閣沖で中国漁船衝突。小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶりに帰還。おお、この「はやぶさ」の活動を描いたドキュメンタリーをプラネタリウムで観たぞ。 あれ? 「はやぶさ2」のほうだったっけ? 余計に混濁してきた。

 そんな想いで迷子の町男であるが、パチンコのことになると途端に記憶が鮮明になるのである。おお、『ベノムの逆襲』! めちゃめちゃあのシステムは興奮したな! 『天上のランプマスター』! これは画期的すぎた! 『及川奈央のフルーツスキャンダル』で某三大雑誌が怒られてたな。

 そんな2010年に登場し、人気シリーズとなってファンの愛顧を賜っているのが『CR一騎当千SS』である。

 当時を振り返るとくだんの『及川奈央』をはじめ、『川島なお美の大奥』『竹内力』『スター錦野』といったクセのある芸能人ラインナップから『神魂合体ゴーダンナー』『築地魚河岸三代目』『ディンガ』の渋すぎるアニメ版権があると思えば、

『ゴーストバスターズ』や『ENTER THE MATRIX』、『ジュラシックパーク』に『24-TWENTY FOUR-』といった超メジャー洋画・ドラマをタイアップしたマシンまで、混沌としていたのである。

 本稿の主役となる『一騎当千』も一般的にはマイナーであるが、さまざまなメディアミックスを展開した人気タイトルでもある。

 ただ、本機が多くのパチンコファンを獲得するに至ったのは、「その類まれな爆発力」を保持したスペックにあった。

 名付けて「爆NEWスペック」。大当り確率が1/399.9、確変ループ率が80%となるMAXタイプがメインとなる、まさに一騎当千の出玉力を持つ機種で、さらに多くのファンを魅了したのがその出玉スピードである。

「疾風チャージ」と呼ばれる本機特有の機能は、従来の15ラウンド分の出玉をわずか10ラウンドで吐き出すことを可能にし、電サポ中の変動も過去最速となる0.6秒で1回転を消化する極めつけのスピード感をもたらしたのである。

 この突出したスピードに80%という破格のループ率と3/4で約1300~1400個を獲得できる出玉性能が組み合わせて生み出される圧巻の出玉こそが本機最大の魅力であり、「爆NEW」の虜となったのである。

 この出玉力はシリーズを通して継続され、破壊力のある「爆NEW」として認知されているタイトルとなっている。偉大な「爆NEW」なのである。

(文=大森町男)

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