甘デジ「最強の爆裂マシン」の遺伝子を継承!「強力な突破力」も有したウルトラな一台!!

『CRぱちんこウルトラセブン』から始まったパチンコにおけるウルトラシリーズの展開は、バトルスペックが織りなす爆裂の歴史でもあった。勝てば天国、負ければ地獄。システムとゲーム性が完璧に融合した一大センセーションを巻き起こした革命的スペックでもある。

 そんな伝説と伝統の『ウルトラ』シリーズで、初の甘デジタイプとしてリリースされたのが『CRAぱちんこウルトラバトル烈伝 戦えゼロ!若き最強戦士 Light Edition』である。

 ウルトラ6兄弟はもちろん、ダイナ、コスモス、ゼロといった平成ウルトラマンが加えられた超豪華な布陣に、さらに人気アイドルユニット「でんぱ組.inc」も登場するなど演出面でも充実の内容となっている。

 とはいえ、当然気になるのはそのスペック。爆裂の代名詞である「ウルトラ」シリーズを冠する以上、甘デジといえども出玉力は必ず問われる。バトルタイプと遜色のない出玉感や連チャン力を提供できるのだろうか。

 この難問に出した答えが突破型STシステムである。大当り後は必ず突入するSTモード中に再び大当りを引き当てることができれば、ST30回+時短70回のスーパーモード「ウルトラバトルモード」にランクアップ。

 トータル継続率が約77%で約1200個取れる16R大当りが8%含まれる。また、ULTRA兄弟RUSHというランクアップボーナスも搭載され、電チューアタッカーによる歯切れのよい大当り消化が基本となる5R大当りより多くの出玉をもたらせてくれるのである。

 その一方で、京楽の心意気、優秀なアタッカー周りによって重複入賞が見込めるようにもなっているので、さらなる出玉の上乗せを期待できるようになっているのである。

 尖りスペックで「連チャンさえすりゃいいんだろ」と言わんばかりの豪放磊落な感じに見えて、実は技術介入要素もしっかり取り入れた繊細な気配りもできるマシンとなっているのである。

 実は電サポ中の止め打ちも効果的で、簡略化された電チューの開放パターンによって簡単が手順で玉増えを期待できる。昨今の機種では珍しいほどの技術介入性の高さも本機の重要な魅力のひとつといえよう。

 導入時期が2017年とやや古いので打てるチャンスも少なくなっているのが実情であるが、定番で打ちたい甘デジの一台である。

(文=大森町男)

関連記事

パチンコ・パチスロ最新記事

人気記事ランキング 11:30更新

パチンコ

パチマックス

総合

編集部イチオシ記事
SNS