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パチスロ6号機で「5000枚オーバー」の歓喜…低設定でも「○○」次第で「完走が狙える」!?

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 パチンコメーカー「ニューギン」の看板機種と言えば、「花の慶次」シリーズだ。「週刊少年ジャンプ」で連載されてから30周年を迎えた名作は、パチンコ業界でも高い人気を誇る。

「花の慶次」シリーズはパチンコでの実績が高いものの、今年の1月にはパチスロ最新作もデビューを果たしている。今回は、そんな本機との激アツ実戦をご紹介。まずは機種の特徴を振り返ってみたい。

『花の慶次 武威』(ニューギン)

 AT純増「約8.7枚」、機械割「98.3%~112.9%」。AT「傾奇Victory」で出玉を伸ばす、VストックタイプのAT機だ。

 通常時は、「規定G数」の消化やチェリーによるポイント獲得(無法システム)の2つでCZやATの抽選を行っている。

 出玉獲得のメインAT「傾奇Victory」突入時は、上乗せ特化ゾーン「天武の極」からスタートし、継続ゲーム数「4G+α」、継続率「75~90%」。毎ゲーム、ストックの抽選を行い、小役がそろい続ける限り継続する。

 AT中も通常時と同様に「無法システム」が健在。チェリーによる規定ポイント到達やレア役によるVストック獲得を目指し、出玉を伸ばしていくゲーム性だ。

【実戦報告】

 旧イベント日に来店。強めの機種は満席だったので、設定は期待せず『花の慶次 武威』に着席した。

 原作が好きということもあり「どういった追加演出があるのか」と期待して実戦をスタート。すると、早速チェリーからポイントが貯まり発展した。今回はチェリーの役割が重要で、通常時、AT中、CZ中で大きく変わってくる。

 200Gのゾーンをスルー。この時点で設定6の可能性は低く感じた。案の定、ゲーム数前兆、CZともに見せ場がなくスルーを続けてしまう。そして800G過ぎにようやくボーナスに当選。突破型なのでここからが勝負だが…。

 展開は悪く、最終戦で負けて突破できずにいた。しかし、最後に今まで貯まっていた傾奇玉で復活抽選を行う。「サラリーマン金太郎」のCZと同じ仕組みである。

 40回チャンスがあり、20回目当選。さらに、残り20回で2個ストック。期待していなかっただけに驚きを隠せなかった。

 ATは特化ゾーンスタート。6個ストックで合計8個からAT開始。虎Vからスタートし、30G継続で終了する。それでも純増が8枚オーバーなので、出玉速度は速い。赤Vは全部10Gだったが、それでも1000枚程獲得だ。

 次は500Gで当選し1000枚、次は200G過ぎに当選で800枚。通常のベル落ちが良いので、ハマりはするが出玉はいい感じに増えていく。出玉推移が6号機そのものなので、グラフから「設定推測が簡単かな?」という印象を受けた。

 2000枚ぐらいからは飲まれては増えたりと、ダラダラ状態が続くが…。

 最後に虎Vが120G継続し、その間にストック8個を獲得。そのまま完走を達成した。結果、トータル5000枚オーバーで実戦終了となった。

 ゲーム数解除から見て設定6はなさそうだが、「虎V次第では意外と夢が見られる機種かな?」という印象だ。追い続けたいと思える実戦だった。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自信が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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