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【NHKマイルC(G1)直前生情報】一昨年の153万馬券再び!? 「荒れる3歳マイル王決定戦」で注目の激アツ厩舎と頭の隅に入れておくべき穴馬とは

シャンパンカラー 撮影:Ruriko.I
今年もシャンパンカラーのような穴馬の台頭が期待できそうだ 撮影:Ruriko.I

 5日に東京競馬場で行われるNHKマイルC(G1)。一昨年は3連単の配当が150万円超えを記録するなど、過去10年の平均配当が高く、波乱が起こる1戦として知られる。

 だがその一方で、1番人気の成績は過去10年[2.1.1.6]と勝率20%、連対率30%、複勝率40%。さらに2番人気は[3.2.1.4]で勝率30%、連対率50%、複勝率に至っては60%といずれもまずまずの高水準となっている。つまりは上位人気馬を押さえつつ流す、紐荒れを視野に入れるべきだろう。

 今回は現場から届いた声をもとに、中位人気に支持されるだろう競走馬や、あまり人気しないと思われながらも意外な激走が期待できる競走馬たちを紹介していきたい。

■中穴狙いなら吉岡厩舎の2頭?

 NHKマイルCには複数のトライアルがあるが、なかでもアーリントンC組が熱い。2018年に開催時期が変更されてトライアルとなってから、3着以内だった馬は[1-0-4-13]で、2021年を除いて毎年馬券に絡んでいる。

 だからこそ、今年のアーリントンC勝ち馬ディスペランツァ(牡3歳、栗東・吉岡辰弥厩舎)は押さえるべき1頭として浮上する。

 前走のアーリントンCでは中団追走から直線で外に出されると、切れ味鋭い末脚を武器に快勝。阪神外回りマイル戦はペースが流れることも多いが、今年は前半800m48.8秒、後半45.3秒とスローペースだった。そんな展開でもきっちりと差し切り、改めて能力の高さを証明している。

「芝2000mを中心に使われているときから、能力の高さは感じていましたが、マイル路線に変更してから、さらに内容が良くなりました。母馬ルパンIIの血統がスピード寄りなので、そこが噛み合ったのではないでしょうか。

間隔は詰まりますが、引き続きいい状態で本番に臨めそうです。ストライドが大きく、エンジンがかかってからの加速力はバツグン。いかにも東京競馬場に合いそうな走りもいいですね」(栗東関係者・A)


 さらに吉岡厩舎からはノーブルロジャー(牡3歳、栗東)も出走するが、こちらも1週前に坂路で好時計をマークするなど、「状態は文句なし」と強気のコメントが陣営から寄せられた。

 デビュー戦、シンザン記念(G3)とマイル戦を2連勝。200m距離延長して挑んだ毎日杯(G3)では逃げたメイショウタバルに6馬身差離されての2着に終わったものの、関係者からの評価はさほど下がっていない。

「早々と賞金を加算できたので、ゆとりのあるローテーションで本番を迎えられます。前走は勝ち馬が強かったことに加え、1800mの距離、さらに時計を要するタフな馬場が影響しました。今回は得意な距離ですので、巻き返しへの期待も高まります。

今回、松山弘平騎手はテン乗りとなりますが、操縦性に優れているので大丈夫でしょう。こちらも期待できそうです」(前出・栗東関係者)

 過去10年、前走で1800m超のレースを使われた馬の3着内率は33.3%。さらに毎日杯組も[0.2.0.7]と勝利こそないものの、トライアルではアーリントンCに次いで高い複勝率22.2%と実績もある。

 今年は吉岡厩舎の2頭を、頭の片隅に入れておいたほうが良さそうだ。

 

■意外な伏兵たち

 クイーンC(G3)2着からNHKマイルCへ挑戦するアルセナール(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎)は血統的にも侮れない。

 父エピファネイア、母サンブルエミューズ、母父ダイワメジャー。半姉には昨年のマイルCS(G1)を勝ったナミュールがいる。

 まだ2戦ながら東京競馬場のマイル戦[1.1.0.0]とコース適性は軽視できず、さらに前走のクイーンCでは不利を受けていたとも関係者は明かす。

「前走は2着でしたが、最後の直線でサクセスカラーが寄ってきて進路が狭くなり、仕掛けがワンテンポ遅くなったのが痛かったですね。

騎乗していたC.ルメール騎手が珍しく怒っていました。本人からすれば、スムーズなら勝てたくらいの感触があったのでは?」(美浦関係者・A)

 ここで手綱を託されたのは横山武史騎手。前回、目前で勝利を逃した素質馬を、今回こそエスコートできるか?

イフェイオン 撮影:Ruriko.I
イフェイオン 撮影:Ruriko.I

 気性難のため、乗り方に注文がつけられるものの、型にハマると強いと見られるのがイフェイオン(牝3歳、栗東・杉山佳明厩舎)だ。

 勝ったフェアリーS(G3)では、外枠からロスなく進み、4角で外に出されると直線で内の馬を交わして勝利。正攻法の競馬で見事な勝利を収めていた。

 しかし、これが次走桜花賞(G1)の11着につながったと関係者は見ている。

「元々、前向き過ぎるところがあり、デビューからずっと騎乗している西村淳也騎手とともに競馬を教えながらやってきました。ですが、フェアリーSは上手くいき過ぎましたね。このため、桜花賞ではイレ込んでしまい、落ち着いて走ることができなかったようです。

この中間は、その辺を意識して稽古を行っています。負けましたが桜花賞を走ったことでガス抜きができたようで雰囲気はいいです。出した意味はあったと思います。ここでも通用する脚は持っているので、前に壁を作って我慢できれば見直せるでしょう」(栗東関係者・B)

 パドックなどで見せる行動や仕草が、取捨の鍵となりそうだ。

ユキノロイヤル 撮影:Ruriko.I
ユキノロイヤル 撮影:Ruriko.I

 ユキノロイヤル(牡3歳、美浦・小野次郎厩舎)を過小評価すると痛い目に遭いそうだ。

 前走のニュージーランドT(G2)では、逃げて9番人気ながら3着と好走。NHKマイルCでもハナを争う1頭と見られている。

「中間の動きは悪くないし、調整自体は順調のようです。これまで中山競馬場を中心に使われていましたが、小野師は『以前に比べると操縦性も上がってきたので、東京競馬場でも通用しそう』と話していました。

ただ、馬体には幼さが残っていますので、本格化はまだ先でしょうね。それでも潜在能力の一端を示してくれれば、面白いことになるのでは?」(美浦関係者・B)

 今年の波乱の使者となるか?

 NHKマイルCは15時40分発走を予定。意外な伏兵の台頭で一昨年のような波乱も期待できそうだ。

GJ 編集部

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