パチンコ店が1万店舗を割った事実は悲報ではなくパチンコ業界が生まれかわる「きっかけ」!?


「近年のパチンコ業界は短時間で大量出玉が得られる台の開発や、勝率が高いと思わせるようなイベントの開催など射幸心を煽る傾向にありました。その影響で多くのファンを獲得し、日本最大のレジャー産業と呼ばれるまでの存在になったのだと思います。

 結果として、射幸性の抑制を目的とした規制が生まれ現在の状況に陥った訳ですが、本来パチンコは『遊技』ですからね。今までが異常だったと考える方が普通なのかもしれません。

 今後は低射幸性営業を行っていく訳ですが、パチンコ本来の姿を思い出してもらう・理解してもらう”きっかけ”になる可能性はあります。パチンコ業界にとってプラスと考えるべきなのではないでしょうか」(パチンコ関係者)

 確かにパチンコの本質が『ギャンブルとは一線を画す遊戯』である以上、これまでの「ギャンブル性の高すぎる状況」が異常だったといえる。全国のパチンコ店が「1万店舗を割った」事実は「永遠に続くと思われたバブルが崩壊したに過ぎない」ということなのかもしれない。

 それならば、パチンコ業界の人間がすべきは、現状を嘆くことではなく「本来の姿を取り戻すための動き」なのであろう。

 メーカーを始めとしたパチンコ業界の人間が、ギャンブル性の抑えられた状況で「既存ファン」はもちろん「離れてしまったファン」や「新規のファン」がホールへ足を運ぶ状況を作り出せるかに期待したい。
(文=高杉晋太郎)

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