『弱虫ペダル』がパチスロで登場! 新規ユーザーの獲得が期待される話題作の魅力に迫る!!
アニメ化・舞台化も実現した「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)の人気漫画『弱虫ペダル』がパチスロになってホールへデビュー。
最大の特徴は、原作の世界観を生かした「ハイケイデンスロード」だ(純増約1.6枚/G、40G+α)。名場面・名言によって形成されたエピソードは、ファンも納得する仕上がりとなっている。
エピソードに成功すると「WINNERS GAME」へ突入。そこからの上乗せでメダルを増やしていく。ART終了後は3Gの「あきらめない心ゾーン」で引き戻しを狙う。レア役・ベルが成立すれば再突入のチャンス。ここでも名言カットインなどの演出が存在しており、原作ファンを沸き立たせそうである。
ボーナス確率1/147.6~1/127.5と軽めに設定されている点も魅力。演出・遊戯性ともに、高いレベルに仕上がっている印象だ。原作を知らないパチスロファンにも受け入れられる可能性は高い。
それと同時に求められているのが「新規ユーザーの獲得」である。近年のパチンコ&パチスロはアニメ(漫画)とタイアップ機が大半であるが、今回ご紹介した『弱虫ペダル』のような人気アニメとのタイアップ機には「新規ユーザーの獲得」が期待されている。
「タイアップされることに対し『ギャンブルに使われるのは嫌だ』と考える原作ファンはいます。しかし、パチスロを遊戯したことがなくとも『大好きなアニメだったら打ちたい』と考える人も多いようです。ファン心理なんでしょうね。
あとはゲーム性が受け入れられれば、リピーターになってくれるはずです。ファンの減少が問題視されているパチンコ業界にとって、新規ユーザーの獲得が非常に重要であることは間違いありません。アニメとのタイアップ機を作ることは、その目的を果たす効果的な方法といえるでしょう」(パチンコ関係者)
知名度・人気が高いアニメであるほどに、反響が見込めることは当然。現に『北斗の拳』や『エヴァンゲリオン』といった大人気作品は、パチンコ関連業界へ「新たな客層を呼び込んだ」成功機種として認識されている。
今回の『TVアニメーション 弱虫ペダル』が、両機のような成功機種になれるかは明言できない。ただ「新規ユーザー獲得の可能性」を秘めた作品であることは間違いない。2017年1月からアニメ第3期の放送が決定していることも追い風だ。その点がうまく絡めば「大量の新規ユーザー獲得」も十分にあり得るであろう。
1月3日より導入予定『TVアニメーション 弱虫ペダル』の稼働状況に注目していきたい。
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