パチスロ「激動の時代に降臨した最後の紺碧天馬」~3号機名機伝説『ペガサス412』前編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.56】

 いきなりビッグが生入りすることはなく、必ずトリガーとなるREG成立を経ないとビッグが成立することはなかった。

 当時、大人気だったパチンコの爆裂権利モノ『ダイナマイト』をそっくりそのままパチスロにしたようなゲーム性だったことからそう呼ばれたのだが、とにかくREG後1ゲーム目のアツさといったらもう、何ものにも代えがたいものがあった。

特異なゲーム性と強烈な連チャン性で一世を風靡した大一の権利モノ『ダイナマイト』。後継の『ラッキーボーイ』も大ヒット。

「アニマルVer.」が本来の仕様のまま連チャン性をパワーアップしたかのような出玉特性で、どちらかといえば「遊べる連チャン機」だったのに対し、この「ダイナマイトVer.」は完全なる別モノ。

 ビッグオンリーの強烈な連チャンで一撃大量獲得に期待ができる反面、不調期のハマリもエゲつなく、先述のとおり凶暴性でいえば数ある当時の爆裂裏モノの中でもダントツであった。

 そんな「ダイナマイトVer.」を含め、次回は『ペガサス412』に関する個人的なエピソードなどを綴ってみたいと思う。

(文=アニマルかつみ)

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