甘デジ豊富な時短機能で「最大10R×高ループ」RUSHを狙える個性派マシン!!
水上相撲のような競技が公営ギャンブルとして成立している世界を舞台に少女たちのアツい戦いと友情の物語を描いた「競女!!!!!!!!」のタイアップマシンのシリーズ最新作が甘デジで登場。
『PA競女!!!!!!!!‐KEIJO‐99Ver.』は兄弟機となる『319ver.』『199ver.』のゲーム性を踏襲し、手軽に『競女』の世界観を楽しめる機械となっている。その基本的なゲーム性は以下のとおり。
大当り確率が1/99.9で、ヘソ抽選の35.2%で確変に突入。確変システムは転落抽選式で、1/99.9で抽選される転落フラグを引き当てる前に1/42.0の大当りを引く流れとなり、確変「連戦シリーズ」は電サポ50回+アルファで構成されている。
一般的に転落抽選タイプの機種では転落の有無にかかわらず一定の電サポ回数が保証されており、その規定回数に到達した際に、確変か通常かの内部状態が明かされるようになっている。
しかし、本機は規定回数の電サポ、本機の仕様でいえば50回転の内に転落した場合、即座に奮起モードと呼ばれる時短モードへ移行するのである。つまり、明確に「いま転落した」ことがわかるようになっている。
これにより確変中に発生するバトル(リーチ)はどれも気が抜けないスリリングなものとなり、公営ギャンブルに漂う空気感、緊張感を再現した演出となっているのである。
右打ち中は大当りすれば必ず確変となり、その内の25%が最大出玉となる10ラウンド約900発。甘デジとしてはボリューム感の高い出玉性能となっている。確変の継続率は約78%で、一撃性にも充分期待できるスペックである。
スペックといえば、本機には遊タイムと突発時短の2つのネオ時短機能が搭載されている点も見逃せない。
まず遊タイムは低確率状態で280回転消化すると350回転の電サポモードが発動。大当り割合が97%と超激アツなうえに当たれば確変に突入する旨味の大きな性能となっている。
ただ、転落抽選タイプなのでデータ表示機の回転数はほとんど参考にならないことは忘れてはいけない。1回でも大当りが刻まれている場合は時短による消化なのか確変による消化なのか第三者からは判断ができないからである。
しかし、待機画面中にボタンを推すと現在の低確率での消化回転数が表示される機能が搭載されているので、打つ際はそれを確認しておこう。
一方の突発時短は電サポモード終了時の残保留でのみ抽選されるチャンス機能となっており、「おまけガチャ」と呼ばれる専用ゾーンで、通常確率の大当りとは別に約1/149.9で突発時短を抽選。これに当選すれば100回転の時短が付与されるのである。
大当り1/99.9における時短100回の引き戻し率は約63.4%、さらなる連チャンへの再トリガーとして期待できるアツい機能となっている。
演出とスペックの両面から従来とは異なる個性的な甘デジを楽しめるマシンが、この『PA競女!!!!!!!!‐KEIJO‐99Ver.』なのである。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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