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パチスロ「ART最大1000G」ボーナス当選でも終わらない爆裂性能!今なお続く大ヒットシリーズが初登場【5号機を支えたトップメーカーの軌跡~KPE~①】

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パチスロ「ART最大1000G」ボーナス当選でも終わらない爆裂性能!今なお続く大ヒットシリーズが初登場【5号機を支えたトップメーカーの軌跡~KPE~①】の画像1

 5号機初期の暗黒時代を支え、後のAT・ART全盛期時代でも華々しい活躍を見せたヒットメーカー。その「軌跡」をご紹介するこのコーナーでは、当時話題だった名機たちをスペックや特徴を交えながら振り返る。

 今回は、大手ゲームメーカーの傘下でもある「KPE(現コナミアミューズメント)」編第一弾だ。

 5号機から初参入したKPEは2006年、パチスロ第一弾としてコナミの格闘ゲームとのタイアップ機『ランブルローズ』をリリース。翌年には、京楽産業.製パチンコのスピンオフ作『パチスロあっぱれ応援団』、ニューギン製パチンコのスピンオフ作『パチスロ女ねずみ小僧ただいま参上!』を販売した。

 実績のない新規メーカーだけに、参入当初はパッとしない状況が続いたが、07年リリースの『初代マジカルハロウィン』で一躍脚光を浴びることになる。

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 今年9月には、シリーズ9作目となる6.2号機『マジカルハロウィン~Trick or Treat!~』を販売するなど、同社の看板シリーズとして知られているが、そんな『マジハロ』シリーズ第一作目は最高出玉率約118%というハイスペックマシンで登場し、出玉を求める多くのプレイヤーから注目を集めた。

 出玉増加の軸は、2種類のボーナス(BIG,REG)と純増約0.7枚のART「カボチャンス」で、ART突入契機はボーナス終了後に必ず突入するRT「カボチャレンジ」。このRT中に8回連続でチェリー入賞を回避、あるいはボーナス中のART抽選に当選すれば、「カボチャンス」突入が確定となる。また、カボチャンス終了後はふたたびカボチャレンジへ突入する仕様のため、ARTのループも可能だ。

 この「カボチャンス」は規定ゲーム数で管理され、振り分けG数は50~1000G。この間は、ボーナスを成立してもARTは終了せず、さらにART中のボーナスは「カボチャンス」の上乗せ抽選を行っている。

 そして、通常時の「魔界ゾーン」経由で突入する「スーパーカボチャンス」は、その名の通り、「カボチャンス」の上位版ARTであり、BONUSが5回成立(突入契機である最初のボーナスを含む)するまでカボチャンスが継続する本機最強の出玉トリガー。純増枚数は「カボチャンス」と同じ約0.7枚であるものの、ループしている間も上乗せ抽選が行われるため、一撃大量出玉も十分に狙えたのである。

 一方、演出面もゲームメーカーさながらの完成度で好評を呼び、特にサブカル系男子の心を刺激する可愛らしいキャラクターは大人気で、後に書籍やフィギュアなどさまざまなメディアミックスを展開。また、声を担当する声優陣もアニメファンならお馴染みの豪華キャストが集結するなど、「絶対にヒットさせてやる!」という開発者の強い意気込みが感じられる一台となった。

 その後は、なかなかヒット作に恵まれない状況が続くが、2年後の09年にアノ名機が誕生し、ふたたびKPEは勢いを盛り返すこととなる。

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