【強甘デジ新台】時短最大「1万回」で連チャン率87%！ リアルチャンスゾーンを搭載した高尾の人気タイトル最新作

• 目次
• 初当り時は3つのモードに移行
• 個人的注目ポイントは「ファイナルチャレンジ」

　ギャンブルマンガの金字塔「カイジ」をモチーフにした高尾のパチンコシリーズ最新作『P弾球黙示録カイジ沼5 超欲望129×87%Ver.』がホールデビューを果たした。

　本機は、先に登場していたミドルタイプの甘デジバージョンで、C時短を活用したチャンスゾーンなど基本的なゲーム性が受け継がれているが、RUSHの仕様は本機独特のものになっている。

初当り時は3つのモードに移行

　大当り確率は1/129.7の強甘デジタイプ。初当り時は3つのモードに移行する。もっとも恩恵を受けられるのが「レインボーZONE」。電チュー大当りであれば10000回転の時短が付与されるので連チャン濃厚となる。

　次が「運否天賦RUSH」。メインの連チャンモードで時短77回転＋保留4個で構成されており、前半は選択式演出ステージ、後半は共通演出モードが展開。継続率は約87％の高ループタイプだ。

　最後は「黙示録モード」と呼ばれる20回転限定のチャンスゾーン。左打ちで消化するのだが、ここでは大当りと同時にC時短も抽選されており、通常モードより当りやすくなっている（約1/89.8）。

　さらに、RUSH突入率が普通よりも大幅にアップしているうえに、RUSH突入時は必ず上位モードとなる「レインボーZONE」になるなど、リアルなチャンスゾーンとして機能しているのである。諸々を加味したトータルRUSH突入率は約62％になる。

「運否天賦RUSH」や「レインボーZONE」などの右打ち中は、大当りするとすべて10ラウンドボーナスになる。ただ、出玉は約500発と少なめなのでボリューム感はそれほどない。また、最近のトレンドを考えると、消化に時間がかかる印象だ。

　その分、高い継続率でそれを補うのだが、連チャンのカギを握るのが次回ループモードの「レインボーZONE」。右打ち中大当りの12.6％で獲得できるようになっているので、どれだけ引けるかで連チャンの伸びが変わってくる。RUSH突入時の平均連チャンは7～8回で、期待出玉は約3000発となっている。

個人的注目ポイントは「ファイナルチャレンジ」

　一方の演出面だが、通常時の背景となるクルーンの種類を選択でき、それに対応したリーチ演出が発動するなど、凝った演出がミドルタイプから踏襲されているが、町男的に注目してほしいのが「ファイナルチャレンジ」だ。

「運否天賦RUSH」の保留チャージで発生するこの演出は、RUSH終了後の保留引き戻し演出史上、もっとも一瞬で勝負が決まる外連味のなさが魅力。

　従来なら、RUSHが終わるかどうかの重要なポイントで、バトルやミッションなど成否を煽る長めの演出が展開されるところだが、本機はシリーズ機「P弾球黙示録カイジ5』で搭載されていた「利根川土下座ギミック」に委ねられており、あっさり決着をみるのである。

　しかも実際の役物を使用した物理抽選ではなく実写の映像で。むしろ、映像のほうがアップになったりスローになったりと、チャンスアップや煽りも自由自在だろうが、リアルを追求しているので、玉がリリースされてからは1、2秒で演出が終わる。さすが高尾と言わざるを得ない。

『カイジ』みと「高尾み」あふれる強甘デジ最新作。好きな人には沼る1台となっている。