客同士の喧嘩、ハンマーおじさん、店員ぐるみの横領… パチンコ店で相次ぐ許しがたいトラブル!

 新年早々から物騒な事件が発生した。

 1月3日未明、北海道・函館市のパチンコ店で、遊技していた男性客の顔を殴打するなどし、怪我を負わせたとして、居合わせた男性客が傷害の容疑で逮捕された。すでにふたりの男性が同容疑で逮捕されており、今回で3人目だという。

 報道によると、事件の発端は“店内でのいざこざ”で、逮捕された男性らは「肩がぶつかった」などの理由で、男性客に暴行を加えたそう。その後、男性客は「知らない男に殴られた」と通報し、駆け付けた警察官がその場でふたりを逮捕。さらに、関係者の証言や防犯カメラの映像などから3人目の容疑者が割り出され、先日逮捕されたそうだ。

 取り調べに対し、3人目の男性は「暴力をふるったことに間違いありません」などと容疑を認めているとのこと。警察は事件に至った経緯についてさらに詳しく調べるという。

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 パチンコ・スロットは金銭が絡むゲームゆえ、「勝った、負けた」などでカーッと熱くなってしまうことが多い。そのため、今回のようなお客さん同士のトラブルはもちろん、お店に危害を加えるケースも珍しくなく、過去には「30台近くのパチンコ台をハンマーで破壊する」というショッキングな事件(通称、ハンマーおじさん)もあった。ホールでは、負けた腹いせに台を殴る行為(台パン)をたまに見かけるが、この“ハンマーおじさん”はその最上位版と言ってもいいだろう。

 そうした客によるトラブルが相次ぐ一方、ホール店員による犯罪も後を絶たないのが現状だ。

「同年9月、勤務先のパチンコ店から現金800万円などを盗んだとして従業員の男が窃盗の疑いで逮捕。11月には、元従業員が当たりやすいスロット台の情報を不正に入手し、その情報を他の容疑者と共有して『1000万円以上の利益をあげた』という事件も発生しています。

こうした店員による横領事件はパチンコ店における定番の犯罪であり、いまだになくならないトラブルのひとつ。ホール従業員であれば容易にできてしまう犯罪行為だけに、業界全体が一丸となり早急に対策すべき事案といえます」(パチンコライター)

 客同士のいざこざ、器物破損、店員ぐるみの横領など、パチンコ店にはトラブルがつきもの。ただでさえ世間の風当たりが強い業種だけに、このような事件が少しでも減ることを祈るばかりだ。

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