パチンコ店でのナンパ!? 声をかけてきた「男の話・3選」

パチンコ店は老人のナンパスポット!? 私に声をかけてきた男の話・3選

 ホールはパチンコやスロットを打ちに行くところ、そこの常連となって知り合いが出来ればコミュニケーションをする所にもなるのですが、用事ついでに打つというスタイルでマイホというものがない松戸檸檬です。どうもこんにちは。

 用事に合わせて色んなホールに行ってる私は、いつも新鮮な気持ちで打っている。何度か通えば「あの人はここの常連だな」と分かるけど、たまにしか行かないのでよく分からない。そんな私がホールで声をかけられたケースを紹介しようと思う。私は老人ウケする顔立ちなのか、なぜか声をかけてくるのは年配の方ばかり…。

もしや、私がオカマ掘っちゃった? 後ろでずーっと見てくるおじいさん

P大海物語4スペシャル BLACK 』を打っていた日の事。この日は本当にツイていた。誰かが200回転近く回した台を打ったら、2kぐらいで大当りを引いた。「連チャンが止まらないなー」とSTを消化していたら、後ろに視線を感じた。

 これは連チャンしてるから、それを見たい人なのか、はたまた私の前に打っていたのか…基本面倒な事は嫌なので、気づかないフリもしくは、目が合えばニコッと笑って事なきを得るタイプの私。

 だけど、あまりにも視線を感じるので、ん? と振り返ると「お姉さん、よく出てるねー」と声をかけてきた。一回目はそれでどこかに行ったが、またシマをぐるっと回って再び見に来て後ろに立っている。

「この人、パチンコ打たないのかな?」と思っていると、また話しかけてきて「昔はパチンコ打ってたけど、今はもうダメ」なんて話し出した。私のSTはまだ続いている。するとおじいさん

「これさ、終わったらお茶飲みに行こ? 」

「…はい?」

「もうさ、沢山出たでしょ? 奢るから、お茶でもどう?」

(そういう事か…! ) 「まだ打ち続けます」

「そっか…」

 そう断るとどこかへ行ったおじいさん。まさかパチンコを打っている時にお茶しようと誘われるとは思わなかった。ここで気を付けなきゃいけないのが、しつこいタイプがいるって事。たまに年配のストーカーのニュースも耳にするので、断り方や逃げ方も非常に重要である。

私の大当りを笑顔でずっと見守ってくれた赤い服装のおじさん

 ふらっと寄ったホールで『PA海物語3R2スペシャル』を打っていた時のこと。1kで大当りをして、5連ぐらいした(実はこの前に散々負けていた…)。この時も大当りをしている時に笑顔で見てきた中年男性がいたので、大当りしたんだね、良かったね的な意味合いだと思った。

 いつもは、こちらもニコッとして終了なんだけど、それはそれは長いこと見てきた。「わっ、空いてる台に腰かけて、こっち見てる!」なんだか嫌な気がしたので、時短を消化してすぐに景品交換に走った。

 そして、お店を出ようとした時にその人がいた。通路に突っ立って、笑顔でこちらを見ていたので、こちらも笑顔で去った。すると駅に向かうべく商業施設に入る前に急に声をかけられたのだ。

 まさか追いかけてきているとは思わず、初めは分からなかったが赤い服装であのおじさんだと分かった。「え…もしや私落とし物でもした!?」と思った瞬間「素敵だね、うん、素敵」と満面の笑顔で言われた。

 そこから続けて何かを言われそうな雰囲気だったので、「は、はぁ、ありがとうございます」と言いながら、そそくさとその場を離れると、言い足りなかったのか、ついてきた。

 うぉー面倒なパターンだ。

 足早に歩き、このまま駅に行くと危ないと思った私は、すっと横の輸入食品のお店に入った。ここで急に進路方向を変えたのがポイント。また、商品を見てるふりをして、おじさんの行方を確認できたのも良かった。これは尾行をまく方法の一つなので、頭に入れておくといいだろう。

「喫茶店行こうよ」と声をかけてきたおじいさん

 遅くまで打った時のこと。チラっと目があったおじいさんに声をかけられた。「この店はダメだな、今日はツイてないわ」等と独り言なのか話しかけてきているのか分からない事を言う人もホールには多いので、何を言うのかなと思ったら、お茶を飲みに行こうと言ってきた。

「もう喫茶店閉まってますよ」と言うと「日を改めて行こうよ、奢るから」と言い、電話番号を聞かれた。え、困る。非常に困る。「おじいさんの番号は? 私、携帯持ってないから、そちらの番号教えてください」。

 今これを若い女性が読んでいるか謎だけど、「番号を聞かれたら、聞き返す」というのを覚えておいて欲しい。自分の番号は教えず、相手の番号を聞くだけ。本当にかけたかったら、かければいい。

 とにかく、主導権はこちらが握るのである。「番号は教えません」って言うと角が立つし、相手も何とか聞くまで粘るタイプだと時間もかかる。万が一教えてしまって電話がかかってきても出なかったら相手も怒ってさらに執着するかもしれないし、こちらも着信の度にストレスが溜まる。

 なので初めからこうするのがベストなのだ。おじいさんは「紙持ってない? 」と言うので「持ってません」と言うと、ゴソゴソとカバンを漁り、中から発見した紙に家の電話番号を書いて渡してくれた。

「電話してね」「はーい」「絶対にだよー」なかなか食い気味に絶対に電話してねと言ってて笑えてしまった。さらに笑えたのは、おじいさんの名前を聞くのも忘れたし、書いてなかったけど、電話番号が書かれた紙が接骨院の領収書であったことだった。

 

松戸檸檬

パチンコ発祥の地・名古屋市出身。ファッション誌の編集者になる予定がパチンコ雑誌の編集者になった事がきっかけで、この業界にズブズブと浸かる。編集者の後、フリーライターを経て、開発会社にてグラフィックデザイナーとなる。パチンコ業界の外側から内側まで経験し、業界で稼いだお金はキチッとホールに還元する清く正しきパチンカー。 

Twitter:@matsudo_lemon

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