『北斗の拳7』人気沸騰中! 現行ホールの覇者『北斗の拳』に求められるのは分かりやすい出玉? それとも……


 月日が経つにつれ「映像が綺麗になっただけじゃない?」「代わり映えしないから飽きてきた」という意見が目立つようになってくる。「バトル」を含めた演出面に対し”変化”が求められるようになり、台を重ねるごとに勢いは明らかに衰えてきたのだ。

 しかし『北斗の拳』は、その期待に応えるべく努力を惜しまなかった。最新作『北斗の拳7』が高稼働を誇っている理由の1つに、ユーザーが”変化”を感じ取れている部分はあるのではないか。

 これまでの伝統的な予告を継承しつつ、新ギミック・演出を大幅に追加している本機。シリーズ初「修羅の国ステージ」や「確変バトル」には革新的システムが搭載されるなど「シリーズ最高の完成度」との言葉にも納得だ。”変化”を求めた結果ともいえる。

 ただパチンコ『北斗の拳』を語るうえで外せないのは、やはり”出玉感”だろう。大量の出玉が高速で消化されていくために、払い出しが全く追いつかず大当たりが終わっても玉が出続ける。ユーザーの大半は、その快感を求めて遊戯していたのだ。

 多くのユーザーが求める”出玉感”にも応えられなければ、ここまでの盛り上がりは見せなかったはずである。電サポ中の確変大当たりは「すべて約2400個」と16R比率は北斗史上最高峰。現役機の中でトップレベルとなる”一撃性”が、多くのパチンコファンを熱狂の渦へと誘っている訳だが……。

 その”一撃性”を実現する代わりにヘソからの当たり35%が「4R(約600個)で時短7回のみ」という仕様や、電チューの35%が「1ショート開放の通常当たり」という厳しい一面も持っている。この一撃に重きを置いた「尖りすぎたスペック」が、敬遠されてしまう可能性は十分にあるだろう。

 もちろん、すべての要望に応えることは不可能に近い。しかし現行ホールの覇者『北斗の拳』シリーズには、常に完璧なものが求められているのだ。

 果たして『北斗の拳7』に求められているものは何だったのか? その答えは、今後の稼働状況が教えてくれるはずである。

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