阪神タイガース・リーグ優勝年に登場したパチンコ名機!「大当り後22回転」がアツい!!

 突然ですが、皆さんが贔屓にしているプロ野球チームはどこでしょうか? 私は「読売巨人軍」一択です。ここ最近は低迷していて、今年2022年も残念な結果となってしまいましたが…。

 そんな巨人の永遠のライバルといえば、伝統の「阪神タイガース」でしょう。私が子供だった頃の1985年、バース・岡田・掛布の3者連続ホームランが敵ながら印象的でした。今でも伝統の一戦として、シーズン中の両者の対戦には熱が入ります。

 来期の阪神タイガースの監督は、岡田彰伸氏に決まったようです。岡田氏が監督だった2005年には阪神タイガースはセ・リーグ優勝を決めています。その手腕に期待しているファンは多いことでしょう。

 阪神は2003年の星野仙一監督時代にもリーグ制覇を達成しています。18年ぶり8度目のリーグ優勝に輝いたシーズン。阪神ファンにとっては特別な年と言えますが、ソレを記念したかのような「虎をモチーフにしたパチンコ機」が登場したのをご存じでしょうか。

『CR虎せます。L』(高尾)

公式HPより

 その名も『CR虎せます。L』(高尾)です。当時としては珍しい「1回権利モノ」機でした。セル盤が2種類ありました。虎の背中模様をデザインしたタイプと、阪神タイガースの球団旗をリスペクトしたようなデザインタイプもありました。

 権利モノの範疇ですが、ゲーム性は往年の名機『ダイナマイト』(大一商会)みたいな感じでちょっと複雑です。

 羽根モノ機の落としに玉が入って、中央の電チューが2回開きます。そこで拾われた玉は、3つに分かれている回転体に導かれます。その中で白いマークがあるポケットに入るとV入賞です。

「大当り後22回転」がアツい!!

 V入賞すると、盤面上にある虎顔の口の中の2ケタドットデジタルが回転します。このデジタルの大当り確率が35.8分の1です。2ケタ揃うと、ようやく大当りで右打ちして消化します。

 大当り終了後は、「トラチャンス」という22回転のみ電チュー開放時間が長くなる時短に突入します。このチャンスを利用して、連チャンさせていくことになります。

 実際に数回打ったことがあります。メジャーなメーカーではできないゲーム性に違和感ではないのですが、何だかくすぐったい感じを受けたことを覚えています。

 機種名が『CR虎せます。』という割には1回権利。ドットに虎っぽい演出もなく、なかなか連チャンしなかった印象…なかなか支持を得られす、残念ながら短命だったと記憶しています。

 個人的には同じCR権利モノ『CRギンギラパラダイス』(三洋物産)のように、メリハリがある大当り確率にしたほうが良かったのではないかと思います。当時の規則ではできなかったことが悔やまれますね。

新たなスタートを切った高尾に期待!!

 メーカー「高尾」といえば、直近で暗い話題がありました。しかし支援先も決まり、新たなスタートを切っています。意外と他のメーカーよりもクスッと笑えて、タイアップに頼らないコンテンツの機種を出せる力量はあるはずです。『CR虎せます。』みたいな独創性のある機種の発表を期待しております。

 ところで、阪神ファンの皆さんはこの台をどう思うのでしょうか?大当り中に「六甲おろし」が流れていたら良かったのでしょうね。

四本コーヒー店

パチンコ好きが高じて異業種から転職し、長年パチンコ店の一般正社員としてホール現場を見てきた。単にパチンコを打つだけでなく、新規グランドオープンなどの市場調査やレトロ台探訪、のめり込み防止のための依存症考察など様々な遊技関連を日夜追っかけている変態パチンカー。そのため、大御所ライターや遊技機メーカーや周辺機器の幹部、他ホール法人の幹部などとの交流がある。ちなみに「四本」の読み仮名は(よんほん)ではなく(よつもと)である。

Twitter:@4444coffee

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