高設定を掴むなら〇〇が超肝心！『パチスロ頭文字D』低設定濃厚台でもプラスで着地!!

　ひろ吉のパチスロ実戦紹介。今回は、筆者が6号機の中でも一番打ち込んでいる『頭文字D（以下、イニD）』（サミー）について書いていきたい。

　本機は、AT「LEGEND RUSH（レジェンドラッシュ）」とリアルボーナスで出玉を伸ばしていくノーマル+ATタイプ。通常時は主にCZ「レジェンドチャレンジ」とボーナスからAT当選を目指していく。

　CZは「スピードスターズ」「CRいにしゃるD」「文太ゾーン」「ドリフトゾーン」「インフィニティドリーム」と5種類あり、低設定ほど一番期待度の低い「スピードスターズ」が選ばれやすいのが特徴だ。

　また、CZ当選時の一部でATの直撃抽選（設定1：0.5%～設定6：4.5%）も行っている。非常に大きい設定差が設けられているため、複数回確認出来たら粘る価値は十分にあるだろう。

　ここまでスペックについて説明してきたので、そろそろ本題の実戦内容を紹介していきたい。

朝一から全然伸ばせず大苦戦!?

　この日は朝イチから『イニD』を打ちたいと決めていた。週1回ぐらいの頻度で高設定っぽい台を確認できているので、期待を込めての実戦となる。

　まずは打ち始めて60G、期待度の一番低いCZ「スピードスターズ」に当選し、初ATをゲットした。しかし、初戦から最も手強い「高橋啓介」が選択されてしまい、呆気なく敗北。150枚獲得して初ATは終了となった。

　続いて14G、63Gでボーナスを引くもAT当選とはならず。少しハマって253GでCZ・スピードスターズに当選した。基本的にこのCZはほぼ当らないので、今回も期待せず消化していたが、なにやら演出に違和感が…。

「ボーナスを引いたか？」と思っていたらなんと「レジェンドボーナス（合算確率1/4096でAT確定）」に当選したのだった。まさかのタイミングだったので少し驚いたが、このチャンスをなんとか活かしたいと思い消化していると、今回も初戦から「高橋啓介」が選ばれてしまい、無念の敗北…。その後は、122G、50G、36G、118Gでボーナス、73GにCZ「CRいにしゃるD」に当選するがハズてしまう。

CZ「文太ゾーン」突入で大チャンス到来!?

　ここまで投資は400枚。出玉は減っては増えての繰り返しで、肝心の高設定要素はいまだ確認できず、続行することを決意した。

　そしてついに大チャンスが到来する。182GでCZ「文太ゾーン（設定1：1.9%～設定6：2.1%）」に当選した。

『イニD』は過去に何度も実戦しているが、「文太ゾーン」に当選したのは2回目である。1回目はハズしているので、今回は何としても決めたい。

　消化中にスイカを引いて赤エフェクト？が2回出現。最後のボタンプッシュで見事ATをゲットした。「文太ゾーン」からの当選は上乗せ特化ゾーン「覚醒」が濃厚となるため、出玉を伸ばすチャンスだ。

　しかし、「覚醒」では40Gしか乗せることはできず…上乗せ分を消化し特に何も起きないまま、またもや初戦から「高橋啓介」が登場。「単発か？」と思われたが、レア役からなんとか勝利して継続させることができた。

1500Gほど回したが、高設定要素はゼロ…

　直乗せとボーナスを絡めて4セット目まで継続するも、5セット目で「高橋啓介」が選ばれ敗北。760枚獲得して終了となった。

　この時点で1500Gほど回したが、高設定要素はゼロ。投資400枚、回収650枚で実戦を終了した。

　CZは全部で8回当選したものの、うち6回が「スピードスターズ（設定1：49.4%～設定6：36.8%）」。演出面でも高設定要素が確認できなかったため、低設定濃厚といえるだろう。

　筆者は過去に設定6を打ったことがあるが、設定推測する上で最も重視しているのが、CZ「スピードスターズ」の選択率だ。もちろん、AT直撃などの強めな推測要素を複数回確認できることが理想的だが、その出現率は決して高くなく、高設定でも確認できずに実戦終了…といったパターンも珍しくないのだ。そう考えると、サンプルを取りやすいCZの選択率で設定推測するのが、最も効率的といえる。

　最近は6.5号機が主流となっているが、そんな中でも『イニD』はまだまだ現役で戦えるマシンだと思っている。興味のある方はぜひ実戦してみてはいかがだろうか。