ダイコク電機がトルコ南部大地震に1,000万円、パチンコチェーン店・ガーデングループは在日ウクライナ大使館に100万円を寄付
ダイコク電機・サミーなどがトルコ・シリア地震へ支援
パチンコホール向けコンピューターシステムの開発・製造・販売や、パチンコ遊技機の表示・制御ユニット及びパチスロ遊技機の開発・製造・販売などを行う大手企業のダイコク電機は3月2日、2月6日に発生したトルコ南部を震源とする大規模地震の被災地支援として義援金の拠出を決定。在名古屋トルコ共和国総領事館を訪問し、義援金1,000万円の目録を贈呈した。
公式HPによると、同日は同社代表取締役社長の大上誠一郎氏がウムット・リュトフイ・オズテュルク総領事と面会した模様。同社では「当社グループ一同、被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます」としている。
トルコ・シリア地震の支援としては、セガサミーホールディングスが2月15日、トルコ大使館及びNPO法人ジャパン・プラットフォームを通じて計500万円の寄付を発表。合わせて、国内グループ従業員を対象としたマッチングドネーションも実施するとした。
ホール企業では東京都や埼玉県に全13店舗のパチンコ店を運営するミリオンインターナショナルが、AAR Japan「認定NPO法人難民を助ける会」が呼び掛けた支援募金に30万円を寄付。愛媛県を拠点とするキスケは、運営するホールや温泉施設などグループ12店舗で募金活動を始めている。
最近のパチンコ関連企業による慈善活動については、埼玉県さいたま市に本社を構えるガーデングループ(株式会社遊楽)が2023年2月、オペラ歌手紅白対抗歌合戦(昨年12月実施)の主催者である日本在住のソプラノ歌手オクサーナ・ステパニュックさんと在日ウクライナ大使館を訪問し、100万円を寄付。2月21日、公式HP上で発表した。
この100万円は当日のイベントで集まった募金に加えて、主催者や同グループからも寄付を募ったもの。今後、大使館を通じて人道支援に役立てられるという。
同グループは、「今後もCSR活動を経営の重要なテーマに位置付け、地域への協賛、環境保全に関する活動をはじめ、文化振興、被災地支援など様々な取り組みを行ってまいります」としている。