『スマスロ北斗の拳』で盛り上がる一方…18歳～19歳は「73％」がパチンコ・スロットに興味なし!?「塾マップ」がアンケート調査を公開

塾マップの「パチンコ・スロットに関するアンケート」が話題

　業界関係者のみならず、ファンにとっても衝撃の数値と言えるだろう。株式会社SheepDogが運営する学習塾や予備校の口コミ及び料金比較サイト「塾マップ」は、2023年3月に「パチンコ・スロットに関するアンケート」を行い、先日、その調査結果を公開した。

　対象は全国の18歳～19歳の男女、サンプル数は300人で、居住地は宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県の5府県。調査にはネットリサーチを活用した。

　これによると、質問は「パチンコ・スロットへの興味・関心、経験はありますか？」といったもので、質問に対する回答選択肢は「行ったこともないし、興味もない」「行ったことはないが、興味はある」「付き合い等で行ったことはあるが、一人で行ったことはない」「過去に一人で行ったことがある」「日常的に一人で行っている」の5つ。このうち、最も多かった回答は「行ったこともないし、興味もない」で、その割合はなんと73％にも及んだというのである。

　次いで多かったのが「過去に一人で行ったことがある」との回答で8％。「行ったことはないが、興味はある」「付き合い等で行ったことはあるが、一人で行ったことはない」との回答は7％、「日常的に一人で行っている」との回答は5％となった。

　また、パチンコ・スロットに一人で行ったことがあると回答した男女別の割合は、男性が18％で女性が8％。18～19歳男性の約2割が、パチンコ・スロットに一人で行った経験があることが分かった。

正直、悲しい事実と言わざるを得ない…

　遊技人口の減少が叫ばれ続けているパチンコ・パチスロ業界。客層の高年齢化も進んでいる。如何にして若者に興味を示してもらえるか。これこそが低迷脱却への大きなカギを握るとされているが、73％が無関心とは正直、悲しい事実と言わざるを得ない。

　反面、一定数はパチンコ・スロットに興味があることが判明したし、実際、4月3日に導入を開始した『スマスロ北斗の拳』のシマには、若者の姿も多く見られる。同日には、「スマパチ」もホールデビューを飾った。これらをきっかけに、もっと若者にパチンコ・スロットを楽しんでいただきたいものである。