物議を醸している「パチプロvs会社員」論争… 手取り30万で働き続けるなら「手取り80万のスロプロを10年やる」？

　あるパチプロのツイートが物議を醸しています。そのツイートとは「40年平均手取り30万で働くなら、手取り80万のスロプロ10年やる」というものです。

　このツイートには450件以上のいいねが付き、表示回数は35万を超えるなど一部ユーザーの間で話題を呼びましたが、この投稿に対して「手取りっていうあたり理解できなさそう」「どうせ税金払ってない」といったネガティブな意見や、逆に「できるなら後者の方がいい」という肯定的な声もあがるなど賛否を呼んでいる状況です。

確定申告をしようとしても門前払い？

　特に目立ったのは「確定申告しているのであれば問題ない」という意見。パチンコ・スロットを生業にするプロの方で、毎年確定申告をしている方はごく一部だと思われますが、パチプロ相手に税務署がまともに向き合ってくれるケースはかなり少ない様子。「確定申告をしに行ったら鼻で笑われた」「門前払いをくらった」など、シビアな対応を受けた方も少なくないようです。

いくら好きでも続けるのは難しい

　そもそもパチンコ・スロットで生活し続けることはかなり大変です。いくらパチ&スロが好きな私でも、月の半分以上の稼働を3ヶ月ほど続けた時は“楽しい”という感情がなくなりました。「データを取る」→「設定狙い」→「ゲーム数狙い」といった日々を過ごしていくうちに飽きがきてしまうのです。

　そういう生活に疲れてしまったのか、パチ&スロだけで生活している方は徐々に減っており、私のフォロワーの中にも「就職しました」「今年から働きます」といった人が何人かいます。もともと好きで始めたパチンコ・パチスロが、“お金稼ぎの手段”のみとなってしまったり、環境の変化などで収支が安定しなくなった…等々、さまざまな理由で転職（？）することを決めたようです。

　このようにプロの世界から足を洗う者もいるなか、現在のパチプロ達はこれからどう立ち回っていくのか。スマスロ・スマパチがどんどん増えていくことで収支はさらに安定しづらくなると思いますが、収支ではサラリーマンに負けない！という気概で今後も頑張ってほしいところです。