甘スペック「一撃5000発」も射程範囲…強力な出玉性能を装備した「レア」な仕様に迫る!!

【ライトーーク】唯一無二の小当りRUSHスペック!!

 遊びやすい確率だが満足できる出玉感を味わえるライトスペック。使い勝手がよく汎用性の高いスペック設計を期待できることから、高ループマシンや出玉特化タイプ、次回ループに時短型と幅広いゲーム性で活用されているイメージがある。

 しかし、極端にその機種数が少ないジャンルが存在するのだ。それは「小当りRUSH」。もともとそれほど多く採用されないスペックタイプではあるが、特にライトスペックではほとんど見ることがない。

 その一方で、『ぱちんこGI優駿倶楽部』や『Pリング呪縛RUSH』といった甘めライトミドルや『ぱちんこGANTZ:2 Sweetばーじょん』、『Pナムココラクション』などの甘デジといった、ライトスペックに隣接するカテゴリーではそこそこ登場している。

 そんな超レアなライトスペックの小当りRUSH機だが、唯一といっても過言ではないマシンが『Pあぶない刑事 129ver.』だ。

 大当り確率が1/129.77で、ヘソ大当りのほとんどで70回転の時短モード(YOKOHAMAモード)に移行し、そこで引き戻せればRUSHを獲得できる突破型の小当りRUSHマシンとなっている。

 ミドルタイプの強力な小当りRUSH性能を継承し、1回転あたり15発に迫る純増個数で大きな出玉につなげるのだ。RUSH1回あたりの平均獲得出玉は約820発で、それが80%という高い継続率でループする。

 出玉に振り切った小当りRUSHは、基本的に「どれだけハメられるか」勝負で大当りしたら「ほとんど終わる」のが一般的だが、本機は大当りしても80%の高確率で継続してくれるので、より安定してまとまった出玉が得られるのだ。一度小当りRUSHに突入すれば3000発を超える出玉を期待できるのである。

多少クセのある内容だが…出玉力は申し分ない

 ただ、モチーフとなっている「あぶない刑事」同様、一筋縄ではそう簡単にことがうまく運ばないところがある。

 まず、時短引き戻しによって小当りRUSHに突入するのだが、当ったからといても必ずRUSHに入るわけではない。時短中の大当りでは20%通常大当りの振り分けが存在し、運悪くこの20%を引くと時短モードのループとなってしまう。
 また、遊タイム発動時も条件は同じで、490回転の電サポモードが付与されるので約98%の確率で大当りが発生するが、80%の確変を引かないと小当りRUSHには突入しないのである。

 遊タイムを狙う場合は、このあたりのゲーム性を加味しながら立ち回りを行う必要もあるので注意しよう。ちなみに発動条件は低確率状態で350回転の消化が必要となる。「YOKOHAMAモード」消化時は残り280回転だ。

 このように多少クセのある内容ではあるものの出玉に関しては申し分ない。小当りRUSHの射程範囲は一撃5000発くらいゆうに稼いでくれる。下皿でモリモリ増えてくれる出玉の感触は最高である。

大森町男

羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

Twitter:@machioooo777

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