【パチンコ】病みつき必至の〝高揚感”を体験できる「圧倒的火力のRUSH」を大解剖!!

クセ強スペック研究所「圧倒的火力のRUSH」を大解剖

 ライトミドルの確率ながらRUSHに突入すればミドルタイプに匹敵するような出玉を期待できる『Pハイスクール・フリート オールスター』(メーシー製)。その圧倒的破壊力に脳を焼かれたファンも多いだろう。

 その強力な出玉性能はどのように生み出されているのか。RUSHの仕組みについて掘り下げてみたい。

 まず、RUSH(ブルーマーメイドラッシュ)は初当りの51%で突入する。そこで100回転の電サポが付与されるが、確変STや時短といった通常の連チャンモードのシステムではなく、普通図柄抽選を利用したものだ。

「ブルーマーメイドラッシュ」中は、普通図柄の当選(フリートチャージ)を目指す。この当選確率が1/69.35なので、RUSHの継続率(100回転でフリートチャージを引き当てる確率)が約77%になる。

病みつき必至の高揚感を体験できるRUSHの仕組み

 さて、フリートチャージに当選するとどうなるか。電チューがロング開放され、最大3個の玉を入賞することができるようになる。つまり、3回の抽選機会が設けられるわけだが、電チュー入賞時には大当りの抽選が行われており、ここで大当りを引けば出玉を獲得できるのである。

 普図抽選を採用している場合、電チューにおける大当り確率が1/1、入賞=大当りとなっている機種が多いが、本機はここでも大当りの抽選が行われる。その確率は1/2.62、1回の抽選に対する大当り期待度は約38%になる。

 電チューに3個入賞した玉がどれだけ大当りを拾えたかによって獲得できる出玉が異なる。大当りはすべて10ラウンド約1500発となるので、1回当選なら1500発、2回当選で3000発、3個全部当たっていれば4500発を獲得できるわけだ。

 電チューの大当り確率が1/1ではないので、当然、3個すべて外れることもある。ただ、その場合は無慈悲にRUSH終了ではなく、C時短に振り分けられ、100回転の時短を付与、つまり再び普図抽選のRUSHモードに戻るようになっている。

 このようなプロセスを加味した実質的な大当り振り分けが、10ラウンド×3回=約5.5%、10ラウンド×2回=約26.9%、10ラウンド×1回=43.8%、RUSHリセット=約23.8%になるのである。

 以上が「ブルーマーメイドラッシュ」および「フリートチャージ」の仕組みになるが、解説したようにフリートチャージで電チューに入賞させないといわゆるパンクとなり、出玉を得ることができなくなるので注意しよう。

 50%突入や出玉を得ることができないRUSHリセットなどによって差玉の激しい荒波傾向にはなるが、刺さったときの一撃の破壊力はほかのライトミドル機では味わえない、病みつき必至の高揚感を体験できるのだ。

大森町男

羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

Twitter:@machioooo777

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