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【虎党アニマルかつみの特別コラム】阪神が優勝した年のぱち&スロ話[4]2005年編~規則改正で大きな節目を迎えた遊技業界

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【虎党アニマルかつみの特別コラム④】

 2023年の流行語大賞ともなった「アレ」を記念しての特別コラム「阪神が優勝した年のぱち&スロ話」、ラストとなる今回は2005(平成17)年のお話である。

 2年前、18年ぶりのリーグ優勝を成し遂げるも、日本シリーズでは福岡ダイエーホークスに3勝4敗で破れ日本一を逃した星野仙一前監督は、体調不良により勇退。代わって、三塁コーチだった岡田彰布が新監督に就任する。

 1985年にチームを21年ぶりのリーグ優勝と球団初となる日本一へと導いた功労者のひとりである岡田新監督に対するファンの期待はただならぬものがあった。が、就任1年目は首位の中日に13.5ゲーム差を付けられ、無念のBクラスでシーズンを終える。

 打線を再編するなど万全の体制で2シーズン目を迎えた岡田タイガース。開幕から前年の覇者・中日を相手に苦戦を強いられるが、思わぬところで形勢は一変する。この年から始まったセ・パ交流戦。中日が大きく負け越した一方で、阪神はセ・リーグトップの成績で勝ち抜き、3位から一気に首位に登り詰めたのである。

 その後も中日との熾烈な争いは続いたが、なんとか逃げ切ることに成功。9月29日の甲子園での対ジャイアンツ戦に勝利し、2年ぶり・9度目のリーグ優勝を成し遂げた。優勝したことはもちろんのこと、宿敵ジャイアンツに対し3年連続で勝ち越したことも、虎党にとっては大きな喜びとなった。

■大々的な規則の改正で節目を迎えた遊技業界

 前年7月、風適法の遊技機に関する規則が改正されたことを受け、新基準パチスロ5号機についてのレギュレーションが発表された。

 従来基準の4号機においては、規則の拡大解釈によって著しく射幸性が高まってしまったわけだが、そういったことを繰り返さないよう出玉面での徹底的な締め付け(ストック機能やビッグ大量獲得、高純増ATの禁止)がなされたのである。

 出玉面のみならず、「1フラグにつきリール制御は1種類のみ」「リール回転中の消灯やフラッシュなども禁止」といったゲーム演出に関わる規制も強化され、「いくらなんでも、これは厳しすぎる。パチスロの未来はどうなってしまうんだ」という声が方々から上がった。

 一方、それまで設置・営業が黙認されてきた検定や認定の切れた古い機種(いわゆる「みなし機」)に対しても、ついに余命が宣告された。2年の猶予期間が満了する2006年6月末日までに、すべて撤去しなければならなくなったのである。

 これに関しては、レトロ台を愛するファンから「さして射幸性も高くないのに、ただ古いからというだけで、なぜ撤去されなければならないのか」と異論が上がった。自分もレトロ台を愛するファンの1人。この残酷すぎる決定には大いに憤慨した。

■史上初の新基準5号機は、まさかの…!?

 相変わらず市場では『北斗の拳』と『吉宗(S)』の二大巨頭を中心に従来からの4号機が活況を呈していたわけだが、ともかく法律の上では4号機の時代は終焉を迎えた。そして、この年の夏から秋にかけて、新基準に適合した5号機が早くもお目見えする。

 1番手となったのは、パチンコメーカー大手のSANKYOがリリースした『CRP花月伝説R』。「パロット」と称する、メダルではなく玉を使って遊技する未知なる新ジャンルの遊技機だったことに誰もが驚かされた。

「既存のパチンコのシマに工事不要で設置でき、導入コストを抑えられる」ということでホール業界の期待を集めたのだが、結局のところ5号機云々以前に違和感ばかりが目立ってしまい、残念ながら受け容れられることはなかった。

 従来どおりのメダルを使って遊技するパチスロの5号機としては、ビスティの『新世紀エヴァンゲリオン』が史上初のマシン。続いて、アルゼ(現・ユニバーサル)から『デビルマン』と『サクラ大戦』、ロデオから『ど根性ガエル』などが登場。未来志向のメディアはこぞって、パチスロ新時代の到来をファンにアピールした。

 …とはいうものの、である。先述のとおりこの時期、市場での主役を担っていたのは、従来からの4号機。大都技研の『押忍!番長』を筆頭に4.7号機基準に沿ったストック式連チャン機が続々とリリース。そしてそれらは、4号機ラストイヤーとなる2007年まで、市場を大いに賑わせるのであった。

■4号機時代末期を沸かした出玉煽りイベント

 この頃の私的な思い出といえば、やはりマッパチプロデュースのホールイベント『スロレボ』だろうか。

 同年春頃にテレビ番組とのコラボで始まった本企画、「設置機種の半分(以上)に高設定を投入する」ことを公約に掲げ、自分とガル憎がホール店長と設定配分を(カメラが回っている前で)ガチで交渉して決定するというもの。

 イベント前夜や当日朝には、趣向を凝らしたメールで高設定のヒントを示唆。加えて、開店前にはヒントとなる出目(単なる777揃いではなくマニアックなリーチ目など)も仕込んでおく。

 イベント中は空き台になっている高設定台を当るまで打って、何台か仕込み台がたまったら抽選で開放。あるいは、ハマっているお客さんの台を当るまで代打ちしたりもした。ともかく手前味噌だが、やっているこっちも遊びに来たお客さんも本当に楽しく、大いに盛り上がった。

 いまでは完全にアウトな出玉煽り系イベントだが、いまでもたまに「スロレボ、毎回楽しみに行ってました」と収録の現場などで声をかけられたりして、「我々がやっていたことは間違いじゃなかったんだな」と、年寄りはしみじみほくそ笑むのであった。

アニマルかつみ

アニマルかつみ

兵庫県尼崎市出身。1992年春にパチスロ必勝ガイドのライターとなり、以来30年にわたってメディア人の立場から業界の変遷を見つめてきた大ベテラン。ぱちんこ・パチスロの歴史に関しては誰にも負けない博識を持つ。最近ではYouTube動画チャンネル「ぱち馬鹿」のメンバーとして、各種企画の制作や出演、生配信などにも精を出している。ライター稼業のかたわら、ロックバンドのベースプレイヤーとしても活動中。愛猫家。昭和レトロ好き。

Twitter:@anikatsu213

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