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ホールの羽根モノは全部○○でいい? 待望のパチンコ名機復刻版に挑むも…【濱マモルの新台実戦記】

コラム【濱マモルの新台実戦記】
コラム【濱マモルの新台実戦記】

「それ、実戦記にしたらどうですか?」

 別のやり取りで編集スタッフと連絡をしていた際、「おだてブタで1万円負けましたよ」と愚痴ると、このように提案された。転んでもただでは起きない。もちろん、快諾させていただいたわけだが、この日は3ラウンド当りを3回引いただけであり、語れるほど打てていない。リベンジも兼ねて先日、再び勝負に挑んだ。

先代のゲーム性を完全再現

 アムテックスの『Pポチッと一発!おだてブタ2』は、液晶を搭載した「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」とのタイアップ羽根モノ。2008年に登場した『CRAポチッと一発!おだてブタ』のゲーム性を完全再現しており、羽根が玉を拾った後はノーマルルートかスペシャルルート、いずれかのルートに移動する。

 ノーマルルート経由時は、ボヤッキーがボタンを押して玉を押し出せば回転体へ。回転体には8つの穴があり、赤のVゾーンに入れば大当りだ。

 一方、スペシャルゾーン経由時は、確率約3分の1のスペシャルVゾーン入賞で大当り発動。回転体で青の「リプレイ」に玉が乗った場合も、「逆転おだてルート」を経て同様の抽選が行われる。

 大当りは3R約252個、5R約504個、10R約1,134個の3パターン。振り分け割合は1対1対1で、通常モード選択時は登場キャラによってラウンド期待度が変化する。

 まぁ説明はこのくらいにして本題に入ると、この日の対戦ホールはどの台もまぁまぁ鳴く。ただ、短い上に湾曲型の羽根だからか、とにかく拾いが悪い。

 ようやく玉を拾っても勢いがなければスペシャルルートへは移行せず、ほぼノーマルルートへ。役物は基本的に一定の動きだし、意外性は少ない印象だ。

 また、どこにセンサーがあるのか、玉の入り具合によってはチャンス演出が発生するものの、爆弾が出ようがおだてブタが木に登ろうが、Vゾーンにもリプレイにも入らないこと多々。むしろ、そんなセンサーがあることによって、羽根が開くタイミングや、リプレイからおだてブタが玉を持ち上げるタイミングも管理されているのではないかと勘繰ってしまうわけで、あくまで個人的な意見だが、つくづく羽根モノと液晶は相性が悪いと感じた。

 ところで過去のコラムでも触れた通り、アタシは初代『パチスロ北斗の拳』があまり得意ではなかった。スマスロの発展と人気に大きく貢献した『スマスロ北斗の拳』。もちろん、その功績は最大限の評価に値するし、パチスロライターとして何度も実戦したわけだが、打つたびに「そういえば、初代もそんなに好きじゃなかったな」と思い出すばかりで、正直、『Pポチッと一発!おだてブタ2』を打っている最中も、同じようなことを考えてしまった。

 そこそこの破壊力はあるようで、ホールでは2万発ほどの出玉も記録したそうだし、何度聴いてもヤッターマンの主題歌はカッコイいいが、振り返れば『CRAレレレにお任せ』や『CRA祭りだ!サブちゃん』など、液晶付き羽根モノにあまりいいイメージがない。やはり、羽根モノに求めるのは玉の動き。批判を恐れずにいうと、今のところ、ホールの羽根モノは全部『Pニュートキオ』でいい。

実戦データ

『Pポチッと一発!おだてブタ2』実戦データ
『Pポチッと一発!おだてブタ2』実戦データ
濱マモル

濱マモル

神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・パチスロやギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。

Twitter:@hamamamoru777

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