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「西陣廃業」クラスの衝撃? 桜咲く4月に破産した老舗パチンコメーカーに思いを馳せる
4月に登場するEXCITE『スマスロうる星やつら』ですが、うる星といえば思い出すんですよ。はい、今はなき『奥村遊機』のことを…。自己破産したと報じられたのが2015年4月ですから、すでに10年近くが経ちます。
奥村のヒット機といえば…?
昨年の西陣も驚きでしたが、その西陣よりも古い老舗の奥村が自己破産したニュースは相当な衝撃でした。そんな奥村のヒット機といえば何が思い浮かびますか?
正直ピーンとこない方がほとんどでは? 若い業界人であればメーカー名すら知り得なくても不思議ではないでしょう。
私のような古い人間であれば、奥村史上最高のヒットといわれるデジパチ『ドリームX(W)』が思い浮かぶのですが、なんせ1988年(昭和63年)の販売機種ですからね。平成に突入してからは本当にヒット機が皆無でして…。
しいていえば、私も大好きな『マジカルランプ』(1995年)くらいでしょうか。あとCR機では長期にわたりシリーズ化していた『笑ゥせぇるすまん』と『うる星やつら』が多少目立っていたかなというくらい。
というわけで、今回は上記2機種シリーズについて回想。まずは『うる星やつら』から。本機の第1弾は2001年に『CRうる星やつら』でデビュー。それから2014年までに『フォーエバーラブ』や『電撃ラブアタック』などスペック違いも含め全15機種をリリースしています。
『うる星やつら』の漫画原作者である高橋留美子氏の作品はどれも大人気で、軒並みアニメ化されてそちらも大ヒット。さらには『めぞん一刻』や『らんま1/2』、『犬夜叉』等など、多くの作品がパチンコ・パチスロとタイアップしています。
奥村の功績は偉大
実は、その記念すべき最初のパチンコが奥村『CRうる星やつら』だったことはあまり知られておりませんが、そういう意味では奥村の功績は偉大だといえるのかもしれません。
お次は『笑ゥせぇるすまん』ですが、こちらの第1弾は2000年の『CR笑ゥせぇるすまん』。クスッと笑える他社人気機種のオマージュ的な演出も満載のシリーズ機です。
こちらは藤子不二雄A氏の作品ですが、高橋留美子作品と同様に『プロゴルファー猿』や『忍者ハットリくん』など多くの作品が遊技機化されてきました。
そして何と! 何とですよ! この藤子不二雄A作品を初めてパチンコ化したのも奥村なんですよね。それが前述の初代『CR笑ゥせぇるすまん』なのですが、何気に奥村スゲー! って思いませんか?
奥村がもしもこの道を切り拓いてなければ…まぁ他社が切り拓いていたような気もしますが(笑)。何でも一番最初にするのは大変ですからね。奥村やるなー!
というわけで、今回は某P関係業者の新機種リストを見ていた際に目に触れた『スマスロうる星やつら』の文字を見ながら唐突に思い出してしまった奥村遊機について触れてみました。
すでに300タイトル近いともいわれる漫画、アニメ版権タイアップについても色々と思うところがありますが、今更ながら本当にタイアップ機全盛ですよね。
本記事でもチラッと触れた『マジカルランプ』のようなオリジナルの名機はもう出てこないんでしょうか。それがまた妙に懐かしく何だかとても打ちたくなってきたので、近い内に知人宅にでも行って遊んでみようと思います。
今はなき奥村の名機マジカルランプ。確か知人宅に保管していたはず。楽しみだなーそれではまた。
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