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「パチスロ負け額」のワーストレコードを樹立…【ドラゴン広石『青春と思い出のパチスロと、しばしばパチンコ』第84話:ドンちゃん2~その2】

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ドラゴン広石コラム『青春と思い出のパチスロと、しばしばパチンコ』
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ドラゴン広石『青春と思い出のパチスロと、しばしばパチンコ』

■第84話 ドンちゃん2~その2

 前回のコラムでは、アルゼの新機種『ドンちゃん2』の最速実戦データを採取するため、関東圏より早く導入が始まった大阪に遠出したエピソードを綴りました。

 実戦協力をお願いした店舗のオーナーさんの意向で、シマで唯一の「設定3」を終日打たされるアクシデントはありましたが(他の新台は全台が設定5or6だったとのこと)、複合14枚役奪取打法を使用せず、尚かつ7.6枚交換という不利な条件下で38Kも勝てたため、ドンちゃん2に対して私は凄く良いイメージを抱いたんです。

 帰京後、ノリノリでドン2の記事を書き上げた私が、都内に設置されるのが待ち遠しくて堪らなかったのも当然のこと。だからこそ、2日連続のデータ取りに自ら志願しました。

 内池副編集長は「大変だろうから1日だけでいいですよ」と気遣ってくれたけれど、今回はビッグ中の複合14枚役奪取打法が解禁されてベストの状態で打てるんですから(大阪実戦の際は情報漏れを防ぐために封印してました)、スケジュールがキツかろうが何だろうが参加しないという選択肢はありません。いやぁ、若いっていいなぁ。今だったら疲れ果てて翌日に寝込むところですよ、たぶん。

 しかし、意気揚々と向かったドン2のデータ取りで、まさか今回紹介するような不測の事態が起きるとは思ってもみませんでした。

 以下、本編。

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 時は平成12年(西暦2000年)の11月20日、アルゼの最新機種『ドンちゃん2』が関東地区でデビューしました。本来ならば新装初日にガイドの誇る精鋭データ取り軍団(ショッカー)を派遣して大量の実戦データを採取すべきなのですが、すでに月末売りのガイドに掲載するデータは大阪で採取済みなので慌てる必要はありません。そんなわけで、台取りが非常に厳しいと予想される初日は避け、新装2日目から2日間連続で実戦を行うことになりました。

アルゼのハナビシリーズ第三弾『ドンちゃん2』の小冊子。当時、家庭用ゲーム機として人気の高かったスーパーファミコンのゲームマニュアルとほぼ同サイズであり、来るべき液晶画面搭載パチスロ機の時代到来をアピールしたものと思われる。なお、この小冊子には隠しコマンドのヒントが記載されていた。ドンちゃんの選択画面で筐体の十字キー「上→上→下→下を押しながら下ボタン」を入力すれば、液晶ステージがスケボー画面へと変化する(この画面では液晶演出が一切発生しない)。また、当日のビッグ回数が30回を超えるとスケボーがロケットに変わるため、大量出玉を抱えて遊技中であることを周囲にアピールする相乗効果もあった。

アルゼのハナビシリーズ第三弾『ドンちゃん2』の小冊子。当時、家庭用ゲーム機として人気の高かったスーパーファミコンのゲームマニュアルとほぼ同サイズであり、来るべき液晶画面搭載パチスロ機の時代到来をアピールしたものと思われる。なお、この小冊子には隠しコマンドのヒントが記載されていた。ドンちゃんの選択画面で筐体の十字キー「上→上→下→下を押しながら下ボタン」を入力すれば、液晶ステージがスケボー画面へと変化する(この画面では液晶演出が一切発生しない)。また、当日のビッグ回数が30回を超えるとスケボーがロケットに変わるため、大量出玉を抱えて遊技中であることを周囲にアピールする相乗効果もあった。
アルゼのハナビシリーズ第三弾『ドンちゃん2』の小冊子。当時、家庭用ゲーム機として人気の高かったスーパーファミコンのゲームマニュアルとほぼ同サイズであり、来るべき液晶画面搭載パチスロ機の時代到来をアピールしたものと思われる。なお、この小冊子には隠しコマンドのヒントが記載されていた。ドンちゃんの選択画面で筐体の十字キー「上→上→下→下を押しながら下ボタン」を入力すれば、液晶ステージがスケボー画面へと変化する(この画面では液晶演出が一切発生しない)。また、当日のビッグ回数が30回を超えるとスケボーがロケットに変わるため、大量出玉を抱えて遊技中であることを周囲にアピールする相乗効果もあった。

 実戦店に選んだのは、新宿西口のヨドバシカメラ密集地にある某店でした。出玉状況は可もなく不可もなく…早い話が「そこそこ」といった印象のお店ですが、無許可でデータ取りを行なっても何も言わずに放置してくれる上に、土地柄なのか朝の並びが非常に緩かったんです。なので、台取りにあぶれてはならない新装実戦では、このホールを選ぶことが多かったように記憶しています。

 本日の実戦人は担当編集の岩佐くんと、担当ライターの私・広石。それに他の実戦人2名を含めた計4名による布陣です。実機を触ったことがあるのは岩佐くんと私だけですが、相手がボーナスタイプですから特に難しく考える必要はありません。各人が思い思いに液晶ステージを選択し、あとは必要なデータを正確に採取すれば仕事は終わりです。

■「パチスロ負け額」のワーストレコードを樹立

 そんなわけで、最初は皆で和気藹々と実戦してたんですけどね。なぜだか午後2時を過ぎたあたりから誰も私に話しかけなくなりました。いや、正確に言うなら「かける言葉が見つからなかった」というべきかな? 

 だって、この時点で私の台のビッグ回数は2回。しかも、ドン2は裏モノでも大量獲得タイプでもなく、純粋なノーマルAタイプ機です。大負けしてもせいぜい3万かそこらの技術介入機において、じゃぶじゃぶと湯水のように万札を溶かしていくこの展開は、一緒にデータ取りをしている実戦人の口を固く閉ざさせるに十分な圧がありました。てゆーか、真面目にボーナス抽選してんのかよ、オイ!

 結局、この日は6千ゲーム以上を回してビッグはわずか6回。ノーマル純Aタイプ機で福沢さんを十二人も突撃させたのが初めてなら、終日打ってビッグ出現率が1000分の1を下回ったのも初めての経験です。

『ドンちゃん2』実戦データ
『ドンちゃん2』実戦データ

 正直、途中からは機械的に投資を続けたため、喜怒哀楽の感情はほとんど消え失せてたんですが(そうしないとやってられません)、この日は電車に揺られて井荻のアパートに帰るのが本当にツラかった。

 いやまさか、大阪実戦で甘いと感じたドン2で、個人的な「パチスロ負け額」のワーストレコードを樹立するとは思いませんでした。まぁ、この記録も数年後にあっさり更新するんですけどね(詳細はコラムの第52話をご覧ください)。

 そうそう、データ取りの2日目はご覧のような結果になりました。

『ドンちゃん2』実戦データ
『ドンちゃん2』実戦データ

 意図的に同じ台を確保して打ったんですが、終日で6千ゲーム弱を消化してビッグ17回&バケ12回。

 実のところ、これでも設定1のビッグ確率を大幅に下回ってるんですけどね。前日があんな状況だったもので、この日は2万以上も負けたのに、いっぱいボーナスを引けたような気になりました。印象って不思議なものですね、ええ(笑)。

ドラゴン広石

ドラゴン広石

ドラゴン広石(昭和38年12月生まれ)
平成7年に白夜書房「パチンコ必勝ガイド」編集部の門を叩き、パチスロの知識と経験、目押し力を買われて「パチスロ必勝ガイド」のライターに採用された。リアルタイムで「パチスロ0号機」を遊技した経験を持つ、唯一のパチスロライターである。令和4年現在でライター歴は27年。代表作に「枠上人生」、「浮草家計簿」(連載中)、「回胴絶景」(連載中)など。1日の最大勝ち額~プラス41万3千円(クラブロデオT)、1日の最大負け額~マイナス12万9千円(初代・北斗の拳)。

Twitter:@dragon_hiroishi

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