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パチンコ店「北斗」「番長」大型コンテンツはもはや必要なし!? 大型連休「ゴールデンウィーク」で見えた新たな糸口

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 これからの新台パチンコ・パチスロは「超ビックコンテンツ」が目白押し。業界を代表する”主役たち”が顔を揃えており、パチンコホールではアツイ「覇権争い」が予想される。

 今月はパチンコ界の覇者『CR北斗の拳7 百裂乱舞』(サミー)、時速3万発と囁かれる爆裂機『CR弾球黙示録カイジ HIGH&LOW』。7月にはかつて爆裂性能で名を残した伝統コンテンツ『ウルトラセブン2』(京楽産業)が登場予定。

 どれも出玉性能を押し上げる人気システム「小当たりRUSH」を搭載、そして各メーカーが誇る「看板機種」が名を連ねている状況だ。

 一方パチスロは、業界で金字塔を打ち立てた『ゴッド』シリーズからスピンオフ作『ゆるせぽね』、ノーマルタイプの王者『マイジャグラーIV』と、パチンコに比べてやや弱い印象だが注目機種であることに違いない。

 このような大型コンテンツの導入は、当然ながらユーザーからの注目度が高い。それと同時に、パチンコホールにとって集客を図る最も効果的な手段といえる。

 パチンコの場合、1店舗あたりの導入台数は「20~30台規模」が当たり前であり、一部では「50台以上」導入する店舗があるほど。稼働率を底上げし、ホールの利益を左右する”キーマン”となる存在だ。

 しかし、上記ラインナップを見れば分かる通り、どれもゴールデンウィーク(以下、GW)以降の販売である。ホールにとって大型連休は、通常営業以上に集客が図れるまさに”稼ぎ時”のシーズン。

 そうした状況もあり、新台ビックコンテンツが存在しない「2018年GW」を危惧する声が相次いでいたが……。

 実際は「思ったより悪くなかった」とホール関係者からは安堵の声が上がっているようだ。パチンコ業界誌「遊技通信」(遊技通信社)6月号が、パチスロホールの「GW商戦」について報じている。

「そもそも業界内での共通認識で『GW中はかつてのような業績の上昇は見込めない』と指摘しており、今年はパチンコ・パチスロともに前年と比べるとアウト(遊技者が使った玉・メダル数)は若干のマイナスだったようです。

ただ、今年は例年と比べて環境が違うようで、新台ビッグタイトルの導入はなし、新台への需要自体が低迷していると、状況を説明していますね。

こうした環境により、新台の購入費用を『ユーザーに還元する』というスタイルが確立でき、大型コンテンツに頼らない稼働維持の”新たな糸口”が見つかったと、前向きな意見がホール関係者の間で上がっているようです」(記者)

 看板コンテンツが存在しない中、無事大型連休をまずまずの結果で終えることができたパチンコホール。それだけではなく、新台導入というこれまでの集客方法に変わる”端緒”が見つかるなど、今年度のGWで得た成果は大きかったのでないか。

 もちろん、目新しさを求めるのが人間の性であり、新機種の導入は稼働率を上げる重要な要素だが……。

 今回のGWでの成功例により、新台導入は以前よりも少なくなり、優先的に「ユーザーへ還元する」といった営業方針が「将来の主流」になる日も近いかもしれない。
(文=編集部)

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