パチンコ「バトル勝利=確変」の王道ループでファンを魅了…不朽の名作が大量出玉をスマッシュ!!
正月の風物詩である箱根駅伝や高校サッカー選手権、あるいは甲子園など日本人は学生スポーツが大好きで大いに盛り上がる。その背景には「部活」という青春の面影の存在も大きく影響しているに違いない。
野球にサッカー、テニスにバレーとさまざまなスポーツに情熱を注ぎ仲間と勝利を目指す。そんなかけがえのない美しい思い出は人生の宝物となる。はずなのだが、令和の少年少女たちはすこぶるクールで、部活でスポーツやるのは格好悪いという風潮もあるという。
そうなるとスポーツを題材にした創作物も様変わりし、これまでの王道もなる「スポ根」は次第に時代遅れの内容となっていくかもしれない。実際、巷で話題となる最近のマンガはスポーツモノがほとんどないような印象である。スポ根はもはやおっさんの嗜みなのである。
そんなスポ根モノの名作として名高い「エースをねらえ!」は2006年に平和からパチンコ化された。当時、平和には「HEIWABROS」というサブブランドが展開されており、その第2弾として本機は登場。
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大当り確率が1/395.7の『MJ』を筆頭に、1/367.7の『ES』、1/299.5の『AS』と3タイプのシリーズが導入された。いずれも次回ループの確変を搭載し、確変割合は順に66%、66%、56%となっている。通常大当り後に付与される時短はどのタイプも100回転。
確変は主人公の岡ひろみと最大のライバルであるお蝶夫人がテニスで対決する「VSモード」が展開。お互いにボールを打ち合うラリーが続くなかで、岡が勝てば確変大当り、負ければ通常といういわゆるバトルモードになっている。岡が倒れても宗方コーチが登場する逆転パターンも存在。この場合は2ラウンド確変となる。
シンプルでスピーディーに進行していく確変に比べて通常時の演出は多彩で華やか。宗方コーチが激しく指導する「特訓リーチ」や作品の醍醐味でもあるライバルたちとテニスの勝負が繰り広げられる「試合リーチ」など見どころ満載。
特に原作マンガが演出の一部に組み込まれている「ストーリーリーチ」は迫力も期待度も満点。全部で3つある演出パターンはどれも原作を象徴する名場面で構成されている。また、感動の名シーンを再現したプレミアムパターンも用意されるなど、原作ファン胸アツのリーチとなっている。
二度のアニメ化や実写ドラマ版が製作されるなど大ヒットしテニスブームを巻き起こした不朽の名作はパチンコでも輝きを放ちサービスエースを決めたのである。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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