「ドラム系デジパチの完成系」と言わしめたヒットメーカー屈指の名機!!
「爆速スペック」も間もなく登場する人気シリーズ
11月にリリース予定のジェイビー製の『PフィーバークィーンRUSH』。今までとは一線を画すスペックを採用したフィーバークィーンシリーズの後継機種ということですが、クィーンといえば30年近く前から続くSANKYOの人気シリーズです。
そこで今回はクィーンシリーズの始祖であり、絶大なる人気を誇った初代『フィーバークィーンⅡ』(1993年)の魅力に迫ってみたいと思います。
最近では、すっかりガンダムやシンフォギアのメーカーといったイメージのSANKYO。ですが、昭和から平成初期にはパワフルやドラム機なんかが主力でした。このクィーンは、そんなドラム機の中でも抜群の知名度を誇るのではないでしょうか。
「フィーバーキング」をさらに上回るサイズのドラムを搭載
初代クィーンは同じく大ヒットした『フィーバーキングⅡ』の後継機種として登場。しかし、その人気はキングをも凌ぐも程に。キングには過去にない大型のドラムが搭載されておりましたが、それよりも更に大きなドラムを採用しました。
その大型ドラムの影響により個体ごとにステージのクセが非常に大きかったキングですが、クィーンでは『ワープ』(SANKYOでは初)を採用することでそれを改善しています。
キング同様にトランプがモチーフとなっており、8種類の絵柄が横× 3、斜め× 2の計5ライン上に揃えば大当り。ダブルリーチは単純に大当り期待度も2倍になるため更にドキドキの大チャンスです。
リーチアクションも存在しなかったのですが、効果音がドラムの動きと見事に同調。当り絵柄が近づけば近づくほど効果音も高音になっていき、最後までめちゃくちゃドキドキできたのですね。伝わりにくいかも知れませんが、本当に上手く出来ていました。
大当り確率は1/254・ 賞球7&15・ 10カウント・ MAX16ラウンドで出玉は約2200発。抽選方式も特殊で現在のようなチャッカー入賞時に当り判定が行われるのではなく、その際に判定するのはリーチの抽選のみ(1/11)。
そしてリーチになると、今度は大当り絵柄の停止位置の判定を行うというな2段階方式だったのですね。更に当時では珍しかったハズレ絵柄停止後からの再始動もあり、ガッカリからの逆転大当りは喜びもひとしおでした。
もちろんSANKYOお得意の保留玉連チャンもあり。この際には通常時と違い判定方法も異なるため、保留内でリーチがかかれば超激アツ。高確率で大当りするのでした。
非常にシンプルながらも飽きさせない魅力の詰まったクィーンでしたが、実をいうと当時の私は藤商事のアレパチに無我夢中。『アレキング』や『アレジン』、『エキサイト』なんかを狂ったように打ち倒していたためクィーンを打ったのは数える程度。
その後にリリースされたクィーンは実に10機種以上。2001年には『フィーバークイィーンⅠ』(4号機)としてパチスロ化されるなど、パワフル同様にSANKYOオリジナルとしてパチスロ化された数少ないシリーズともいえます。
昔と違いメインを張れるタイプではありませんが、小台数で地味に稼働してくれる貴重なクィーンシリーズ。初代クィーンも素晴らしいマシンですが、最新の『PフィーバークィーンRUSH』にも期待したいところです。
PICK UP NEWS
Ranking
23:30更新- パチンコ「破壊的な止め打ち効果」を持つ機種のお話【ドラゴン広石『青春と思い出のパチスロと、しばしばパチンコ』第81話:パチパチスタジアム】
- 某人気タレントのパチンコ来店イベントに突撃! そこでみた悲惨な状況に絶句!?
- 【新台『牙狼11』】「久しぶりに打ちたい感はある」パチンコ界の重鎮も“王道V-ST第2章”に熱視線!
- メーカーに歴史あり… 数奇な運命をたどり登場した「サミー初のパチンコ機」はいったいどれだ?
- 【強甘デジ新台】遊びやすいのに期待出玉「8,100個」LT搭載 初当りとRUSH突入率を高めた「ギルティクラウン」シリーズ最新作
- 牌の質感や音までもリアルな麻雀
- 【新台LT搭載パチンコ反響まとめ】破格の出玉力で「コンプリート発動「万発が通過点」」など大暴れ!!
- 【パチンコ店】驚愕の朝6時オープン!? 高設定を終日ぶん回しで平均差枚は驚きの結果に!平常日でも16時間遊技できる地域とは…
- 【新台LT搭載スマパチ反響まとめ】遊びやすいスペックで「コンプリート」報告も浮上!「ミドル機より強力」などポテンシャルの高さを絶賛する声!!
- パチンコ「ヴァルヴレイヴ2甘の遊タイム」が発動しない? 潜伏確変・ヤメドキに迫る!!
- 大手チェーン「P-WORLD」撤退…「巨大店舗」いきなりの事業譲渡で囁かれるウワサ